2017年度1次隊シニア海外ボランティア修了式

5月10日(水)、2017年度1次隊シニア海外ボランティア4名の修了式を執り行った。派遣の内訳は南アフリカ共和国2名、タイ1名、ベトナム1名。4月6日に入所し35日間二本松訓練所での訓練生活を経て今日が修了式。今後さらに自宅で35日間テレビ電話方式で語学レッスンを受けつつ渡航準備を整え、6月下旬頃から順次それぞれの国へ派遣される。以下に代表謝辞の全文を掲載する。

2017年5月10日

謝辞(全文写し)

代表謝辞
村上正弘さん(南アフリカ共和国/PCインストラクター)

謝辞で「元の職場で船乗り」と語った村上さんとシニア海外ボランティア達から、船乗り達の作法でエール。
「ごきげんよう!」と全員で大合唱した。

青年海外協力隊訓練生から贈る言葉:佐々木佑太さん/エチオピア派遣予定/体育

壮行会
隊歌を全員で歌った

2017年度1次隊

謝辞

 二〇一七年度一次隊として四月六日に入所し、はや三十五日間の訓練を終えシニア海外ボランティア四名の修了式を迎えることが出来ました。短い間ではありましたが、若い方々と一緒に過ごせた事を嬉しく思います。


 入所式で所長さんが「シニアの方からいろんな経験談を聞いて下さい」と仰って頂いたおかげで、最初から皆さんと積極的に話しができ、殆どの方と接する事が出来ました。そして若い皆さんの前向きな姿勢とその行動力に接して、本当に頼もしく思いました。


 職員の皆さんや講師の先生方にはたった四人の存在の為に気を遣わせたかも知れません。我々が何事も無く三十五日間を過ごせたのも関係者の皆さんのおかげです。ありがとうございました。


 この二本松訓練所に来てすぐは寒い寒い朝の集いで、全体日直やリーダーの方の失敗を楽しんでました。我々もいっぱい失敗してきたから思うのですが、その時は恥ずかしかったり悔やんで悲しくなったりしますが、一番思い出に残っているし、それがあって成長したんだと気づくと思います。


 体力づくりのランニングでは、止まらずたゞ走り続ける私に、皆さんは「速いですね、すごいですね」と言ってくれました。しかし三週間目位から殆どの人が走り始め、皆さんが体力をつけてくると、誰も私に「速いですね」とは言ってくれなくなりました。ちょっとフラれた気分で寂しかったですが、若い皆さんが本気で筋肉を使い学習すればすぐに私らを追い越せます。

 でも楽をしたいからと歩いていたらお爺さんにも抜かれてしまう訳です。

 「若い歌の力」だったですか?この協力隊の歌にある様に「日本の明日を築くため」是非、皆さん頑張って下さい。今回はこの四人も同じ隊員ですので、若くはありませんが一緒に頑張りましょう。


 私の元の職場で、船乗り用語で言えば「一足先に船出して沖で待ってます」の心境です。皆さんとの、この先二年間の安全なる航海を祈念しつつ、私の謝辞とさせて頂きます。


平成二十九年五月十日

JICAシニア海外ボランティア
二〇一七年度一次隊
二本松訓練所
代表 村上 正弘


※原文を尊重し漢字/漢数字/平仮名等の表記はそのままとしています。