【修了式】青年海外協力隊 2017年度1次隊

青年海外協力隊2017年度1次隊187名の修了式を執り行った。派遣国数は26ヵ国。隊員達はこれから都道府県・市町村へ出発の表敬訪問をし、6月下旬頃から順次それぞれ渡航して行く。隊員代表の謝辞は元木正義隊員(モザンビーク・薬剤師)が務めた。以下にその全文を掲載する。

2017年6月14日

隊員代表謝辞(全文)

代表 モザンビーク派遣 元木隊員

修了証書授与

二本松市から記念品の贈呈
受取:高橋真子隊員(エチオピア・バドミントン)

にほんまつ地球市民の会から記念品の贈呈
受取:谷口秀樹隊員(マラウイ・小学校教育)

語学講師を代表して激励の辞(ポルトガル語・イウザ講師)

隊歌「若い力の歌」を歌いました。

壮行会
有志が合唱

旅立ちの様子

謝辞

 樹々が緑を携え、ここ二本松訓練所も暖かさに包まれる季節となりました。
 本日は、洲崎所長をはじめ、訓練所のスタッフの皆さま、来賓の皆さまのご臨席のもと、このような盛大な修了式を挙行していただき、謹んで御礼の言葉を申し上げます。

 我々、青年海外協力隊2017年度1次隊187名は、本日をもちまして派遣前訓練を修了致します。

 まだ雪の白さが残る四月六日、胸に秘めた熱い想いが道標となり、ここ二本松訓練所で私たちの出会いが生まれました。期待と不安を胸に辿り着いた二本松駅では「にほんまつ地球市民の会」の皆さまに暖かく迎えていただき、我々の訓練生活が始まりました。慣れない環境での共同生活、早朝から始まる訓練、そして期待という名のプレッシャーは時に私たちに大きくのしかかりました。

 それでも、ここで出会った仲間が互いに助け合い、励まし合うことで今日、この場から大きく羽ばたいていくことができます。野外訓練やボランティアスピリットの講義は訓練生自らが企画・運営を行うことで今までとは異なる視点を養いました。仲間と創り上げた成果と残された課題は、任国での活動に大いに役立てていきます。

 所外活動では、二本松市の皆様と交流する機会をいただけました。こちらからお手伝いをするはずが、暖かくお迎え頂き、多くのことを学ばせていただきました。そして、二本松市の皆様をはじめ、日本国民の理解があってこその協力隊事業であるということを再度認識する機会ともなりました。この70日間の訓練生活も今となっては、夢のような一瞬の出来事であったと感じています。同じ志を持った仲間たちと、苦楽を共にした訓練生活はかけがえのない思い出であり、これから任国で活動をするための自信へと昇華させていきます。

 このような素晴らしい訓練生活を送れた陰には、JICA、JOCAスタッフの皆様、語学講師の先生方、商船三井興産株式会社の皆様のサポートなしに語ることは出来得ません。私たちの訓練生活がより良いものとなるように、全身全霊で応えてくださいました。

 講義の準備から、生活班のサポート、バランスの良い食事と常に清掃された施設、このような恵まれた環境を与えて下さった皆様に心から感謝致します。ありがとうございました。そして、お世話になりました。

 本日を持って、すべてのプログラムが修了し、明日からは公人として活動して参ります。それぞれの隊員が日本全国、そして世界中へと旅立っていきます。

 ここ、二本松訓練所で学んだことを活かして活動をする。前を向いて一歩を踏み出す時間となりました。
 しかし、私はここ二本松訓練所で、この素晴らしい隊員達ともっと一緒に居たかった。語学の先生やここで働いているスタッフの方からもっと色んな話を聞きたかった。そう思ってしまうのが私の偽りのない気持ちです。この寂しさを抑えることはしきれませんが、それぞれの道へと進んでいかなくてはなりません。

 この場をお借りして、隊員の皆様にお礼の言葉を伝えさせて下さい。この70日間、楽しいことも、辛いことも、一緒に分かち合ってきました。落ち込んで、泣いている隊員がいれば肩を抱き寄せ、喜んでいる隊員がいれば自分のことのように喜んでくれる。

 困っていることがあればみんなが知恵を貸してくれる。こんなに充実した濃い70日を過ごすことができたのは、あなたがここに居てくれたからです。同じ方向を歩んでいく同志と、夢を語り、一緒に馬鹿をして、そして互いを支え合うことで、ここまで辿り着くことができました。明日からここにいるみんなと会えない、そう考えるだけで寂しくなりますが、2年後に再会するという新たな目標を持って、この二本松訓練所を去りたいと思います。みなさん、この70日間本当にありがとうございました。そして、2年後絶対会いましょう。

 最後に、ここにいる全ての方と約束をさせて下さい。我々2017年度1次隊187名は、2年間の活動を全力で取り組みます。そして、訓練所で支えて下さった方々、ここで出会った仲間たち、なにより一番の理解者である家族のために、必ず無事に帰ってくることをここに約束し、謝辞とさせていただきます。

2017年6月14日
2017年度1次隊
青年海外協力隊 隊員代表
モザンビーク派遣 元木 正義


※原文を尊重し、漢字・仮名遣い・漢数字等の表記は原文のままとしております。


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