2019年度 春の交流会

6月9日(日)、JICA二本松訓練所にて、市民交流イベント「春の交流会」を開催しました。このイベントは各地から集まった青年海外協力隊候補者と地元の方々との接点を増やし、帰国後の自分の社会還元の在り方を考える機会にもなっています。

2019年6月13日

恒例!春の交流会イベント

2019年度春の交流会にはにほんまつ地球市民の会をはじめ、二本松商工会議所、福島青年海外協力隊を支援する会、ふくしま青年海外協力隊の会を来賓に迎え、日頃より協力隊活動にご賛同、ご支援いただいている多くの方々がいらっしゃいました。

残念ながら桜の見ごろは過ぎましたが、二本松青年海外協力隊訓練所 富安誠司所長より乾杯を前に、訓練所のシンボルである「朝河(あさかわ)桜」の由来について紹介されました。朝河桜は二本松が生んだ世界的歴史学者・朝河貫一博士が、現・福島県立安積高等学校時代に、毎日、辞書を2ページずつ暗記したら食べるか、捨てるかして、最後に残ったカバーを根本に埋めたというエピソードに由来し名付けられた桜です。朝河博士の努力と勤勉さ、そして世界で活躍した功績にあやかって「にほんまつ地球市民の会」から寄贈・植樹されました。

当日はあいにくの曇り空も約140名が参加し、訓練生の溢れる熱気と地域の方々の温かい笑顔、振舞われた二本松の銘酒と多国籍料理によって、イベントは大盛況のうち幕を閉じました。今回の候補生は記念すべき令和初の隊次でもあります。ご参加いただいたOVの中には昭和57年に派遣された方もいらっしゃり、昭和、平成、そして、令和と、まさに協力隊の歴史と時代の移り変わりを感じさせる貴重な会となりました。