おすすめ図書

JICA北海道(帯広)図書資料室より、国際協力・開発教育関連のおすすめ図書や教材をご紹介します。本ページに掲載の図書はJICA図書資料室に所蔵しておりますので、どなたでも自由にご利用いただけます。

国際協力・開発教育関連図書

わたしのくらし 世界のくらし 地球にくらす7人の子どもたちのある1日

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作・絵:マット・ラマス
訳 おおつか のりこ

イタリア、ウガンダ、ロシア、イラン、インド、ペルー、日本。7つの国に住んでいる子どもたちはそれぞれ起きてから、寝るまでをどのようにして過ごしているのでしょうか。
本書の親しみやすいイラストで描かれた学校の様子、放課後の活動や家族との過ごし方からは、「私たちはお互いに全く違う」ということがわかり、同時に「こんなにも同じなのだ」と驚かされます。
各国の生活の窓から、様々な文化や伝統をのぞいてみませんか。

『絵はがきにされた少年』

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著者:藤原 章生

内戦中のスーダンで撮影した「ハゲワシと少女」でピュリッツァー賞を受賞、その直後に自殺したカメラマンの足跡を辿る取材。ルワンダ大虐殺を生き延びた老人との交流…。著者は新聞社の特派員としてアフリカの取材をつづける中で、様々な先入観を崩されていきます。
本書は、ジャーナリストの目と心がとらえた、かつ然と生きるアフリカの人々のノンフィクションストーリー11章が収録されています。各章で伝えられる真実と卓越した文章は読み手側にダイレクトに、そしてリアルに現場をイメージさせてくれます。
第三回 開高健ノンフィクション賞受賞作品。

『アフリカ人学長、京都修行中』

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著者:ウサビ・サコ (京都精華大学学長)

西アフリカのマリ共和国出身で、京都で30年近く、人やコミュニティの在り方から空間を考察する「空間人類学」を研究してきた著者。
京都人は面倒くさい、嫌い、などと全国的に悪口を言われてしまうのが多いのですが、なぜそうなのか?京都人の独特な人付き合い、都市空間や伝統を、マリ共和国の文化や著者の研究調査をもとにひも解いていきます。
様々な角度からみる京都、外国人が思う日本の素朴な疑問に注目してみませんか。

『’Ofa atu』

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著者:JICA海外協力隊 トンガ隊員 2017~2019
印刷・製本:エプソンミズベ株式会社

Ofa atuとは、トンガ語で「愛を込めて」という意味。
本書は、コロナ禍で一時帰国していたJICAの海外協力隊員が、日本にいてもトンガのためにできることをしようと、「私たち日本人から見たトンガの素晴らしさを伝えたい」という願いを込め、制作しました。実在する少年「シオネ君」をモデルとした1週間の生活を通じて、トンガの文化やトンガ人の暮らしをSDGs(持続可能な開発目標)に絡めて親しみやすいイラストと共に紹介しています。
本来は廃棄されるバナナの木を使ったバナナペーパーで製本されている点も興味深く、日本語と英語のバイリンガル仕様になっています。

『なかよしの水 -タンザニアのおはなし』

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作:ジョン・キラカ
訳:さくま ゆみこ

むかしむかし、日照りで水がなくなり、森の動物たちは喉がカラカラにかわいてしまいました。長いこと歩いて川を見つけましたが、水をもらうにはワニにいけにえを差し出さなくてはなりません。動物たちはどうしたらよいか話し合うのですが…。
タンザニアのストーリーテラーによる知恵いっぱいのお話で、独特な色使いが目を引くティンガティンガ派(ポップアートの流派の一つ)の絵も見どころの絵本です。

『幻のアフリカ納豆を追え!』

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著者:高野 秀行

西アフリカに「ダワダワ」という納豆らしき発酵食品があることを耳にしていた著者は、アフリカの納豆探検をナイジェリアからスタートし、セネガル、ブルキナファソとエリアを広げて幻の納豆を追い求めます。
納豆はハイビスカスやバオバブからも作られていたってホント!?
本書は、著者の執念と狂気の取材から世界の様々な未確認納豆の真実に迫る、知と食欲を刺激する前人未踏のミステリー冒険譚です!

『草原の国キルギスで勇者になった男』

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著者:春馬 豪太郎
発行者:佐藤 隆信

満たされぬ日々を送っていた学生時代、突然、冒険に開眼した著者は中央アジアの秘境・キルギスに降り立ちました。臆病馬と秘境探索、イヌワシとの共同生活、誘拐婚に遭遇するなど、ゲームの世界でしかありえないようなことばかりに巻き込まれていきます。
自身のスキルと最新ガジェットを武器に、難敵に挑む著者の行方はいかに?
読者も著者と冒険しているような感覚で読み進められる、新感覚ノンフィクションです!

国際協力・開発教育関連教材

教材『新・貿易ゲーム 経済のグローバル化を考える』

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制作・発行:開発教育協会・かながわ国際交流財団
(注)対象:小学校高学年~大人
人数:12人~40人

「貿易ゲーム」は、1970年代に英国のNGO、クリスチャン・エイド(Christian Aid)によって開発されたシミュレーションゲームです。このゲームは、世界の貿易を疑似体験することを通じて、
1)貿易を中心とした世界経済の基本的な仕組みについて理解すること。
2)自由貿易や経済のグローバル化が引き起こすさまざまな問題に気づくこと。
3)南北格差や環境問題の解決に向けて、国際協力のあり方や、私たち一人ひとりの行動について考えること。
を狙いとしています。本書は、身近なものを使うだけで実施でき、子どもから大人まで夢中になれる参加型の学習を行うための格好のテキストです。

教材『スマホから考える 世界・わたし・SDGs』

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発行:開発教育協会
(注)対象:中学生以上
人数:20人~40人

スマホ一台の重さはたった200グラム前後。とても小さな機器なのに、インターネットから写真撮影、音楽視聴など、パソコンとほぼ同じような機能を持っています。この小さなカタマリの中に、どれくらいの数の、どんな部品が入っているのでしょうか。また、それらは世界のどこから来ているのでしょうか。
本教材は10のワークから構成されており、すべての学習活動は、参加型(アクティブ・ラーニング型)で行うようになっています。それぞれのワークから体感できる実際問題について、自分たちに何ができるか考えることを目的としています。

教材DVD『スマホの真実-紛争鉱物と環境破壊とのつながり-』35分

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(注)関連教材:「スマホから考える 世界・わたし・SDGs」
私たちの暮らしになくてはならないものになりつつあるスマートフォンや小型電子機器。それらをつくるためには20種類以上の鉱物が必要とされています。
本フィルムは、私たちが日々意識しないスマートフォンの内側に隠された調達の真実や見えない本当のコストなどに迫ります。

その他 図書資料室からのおすすめ図書

『新・世界の空港』-Airports-

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出版:パイ インターナショナル

国や州の玄関口として毎日大勢の人々が出入りする空港。
前衛的な美術作品を思わせる小さな飛行場から、国特有の地形をイメージした斬新な建築の巨大空港まで、そのデザインや特徴は実に様々。
本書には、「美しい!」、「かっこいい!」と唸るデザインから、思わず「大丈夫?!」と口に出してしまうものまで世界中の旅情を誘う73の個性的な空港が収録されています。

スーパーの食材で作る アジア7か国の本格カレー

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著者:ヘーマ・バレック

日本在住のインド人・料理研究家のヘーマ・パレック氏。彼女は国賓が来日した際などに、インドをはじめとする世界各国の料理を振る舞う、国賓料理人でもあります。
本書は、日本のスーパーで売っている食材を使ってアジアの料理を再現することを目的に、インドはもちろん、スリランカやタイなどさまざまな国のカレーレシピが紹介されています。
更に、著者のお気に入りや、ラッシー、豆のフリッターなどといったサイドメニューも充実している楽しいレシピ本です。

『世界お酒MAPS』 -イラストでめぐる80杯の図鑑-

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著:ジュール・ゴベール=テュルパン
アドリアン・グラン・シュミット・ビアンキ

お酒が生まれたのは、今から1万2000年前。果物から偶然つくり出されたと言われています。今ではヨーロッパ、アジア、アフリカ、南北アメリカ、オセアニアなど、世界のどこを旅しようとも、その土地固有の伝統的な美酒、銘酒に出合うことができます。
本書は、世界80銘酒の歴史、文化、製造法、楽しみ方を小粋なイラストと地図で旅するように図解したお酒図鑑です。
本書を通して美味なる世界旅行へ出かけてみませんか。

この世界からサイがいなくなってしまう -アフリカでサイを守る人たち-

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文:味田村 太郎

二十世紀の初め、アフリカを中心に世界には50万頭ものサイが暮らしていました。しかし、それから百年あまり、角を狙った密漁などにより、サイの数は2万7千頭にまで減り、あと20年たつと、アフリカからサイがいなくなってしまうかもしれないと言われています。サイの絶滅を防ぐ人たちと密猟者の知られざる戦いとは。実際に南アフリカで取材をおこなった著者が書く、迫真のノンフィクション!
「第8回 子どものための感動ノンフィクション大賞」受賞。

『ふしぎな銀の木 -スリランカの昔話-』

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再話・絵:シビル・ウェッタシンハ
訳:松岡 享子、市川 雅子

ある日、王様が不思議な夢を見ます。それは地面がぱっくり割れると美しい銀の木が生え、銀の花が咲き、銀の実がなり、木の頂で銀の雄鶏が三度鳴くという夢です。
実際にその光景を見たいと願った王様は、3人の王子に夢を探す旅に出るよう命じます。兄弟が行方不明になったり、出会った姫に何度も剣を振り下ろしたりと、思わぬ展開が続きますが、王子たちの行方はいかに?
日本の昔話とは一味違い、シーンごとに描かれた美しい絵にも注目したい絵本です。

『世界えじてん』

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監修:吹浦 忠正
絵:てづか あけみ

本著は世界197か国の建物、文化、食べ物、言語、通貨などがわかる情報盛りだくさんの一冊です。
さらに、それぞれの国で何が同じでどこが違うのか、可愛らしいイラストと共に示されており、本書が日本と世界を知る出発点になるような楽しい内容です!

『ないないづくしの里山学校』

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著者:岡本 央
発行:家の光協会

本書に登場する千葉県・木更津社会館保育園と土曜学校の子どもたちは、市販の遊び道具も時間割もない、指示を出す大人もいない、“ないないづくしの里山"で実体験をしながら生きる力を身につけていきます。
里山学校を始めた宮﨑栄樹園長の保育哲学を交え、子どもたちの実に生き生きとした行動写真を中心に、「子どもに優しく、安心安全」が重視される現代の教育の意外な盲点と落とし穴に迫ります。

『話したくなる世界の選挙』-世界の選挙をのぞいてみよう-

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監修:弁護士 太田雅幸
編著:コンデックス情報研究所

世界各国の選挙をみると、16歳から選挙権を取得できたり、男女ペアでの立候補ができたり、投票日には飲酒禁止など、日本の選挙とは大きく異なっています。自民党総裁選や衆議院選挙の投開票を前に、選挙への関心が高まっている今日。この機会にびっくり事情満載な世界の選挙をのぞいてみませんか。