【もしり電子版】シニア海外ボランティアの田中さんが帰国後表敬訪問

2016年度2次隊として帯広市より出発した田中博美さんが、2年間の活動を終えて帯広市役所で帰国報告をされました。

2018年12月18日

ラオス人民共和国での活動

田中さんは2016年10月より今年の10月まで、ラオス人民民主共和国に都市計画の隊員として派遣されました。派遣先はラオス国立大学建築学部となり、同僚と協力して学生向けの教材づくりや修士課程の学生に日本的手法などについてアドバイスを行いました。

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                    帯広市役所での帰国報告の様子

田中さんは、「ラオスは経済発展をしているので、日本での知見を活かせたのではないか。同僚教師には日本の都市開発計画などを説明し、教材作成に貢献できたと思う。但し、日本式の都市計画事業について学生に説明したが、日本とラオスの都市計画の基本的な法律や考え方が違うので、日本式の手法がどこまでラオスで活用できるか。理論と現場レベルの実践では異なることも多いので、学生にとって意義深い講義ができているのか悩みがあった」と、ボランティアならではの苦労も語ってくれました。
前田副市長は、「私も様々な国の人と都市計画・開発などについて話し合うが、土地の価値や習慣、そして法律なども各国によって異なるので、日本の都市計画の手法がどこまで各国で役立てることができるのかという点について難しいと感じる。また都市計画も様々な要素が関わるので様々な分野で総合的に考えていく必要がある。その総合的に検討する際に必要なポイントで日式の良さを適宜活用していただければ良いのではないか。
田中さんが経験したことを日本の若者などに伝えていただけると、彼らにとっても大きな意義があると思いますので、今後とも後進の育成にご協力いただきたい」と仰ってくださいました。

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        田中博美さん(中央)、前田副市長(左)、JICA北海道(帯広)副代表 沢田(右)

田中 博美 さん(シニア海外ボランティア)
出 身:帯広市在住
派遣国:ラオス人民民主共和国
職 種:都市計画