【研修員学校訪問】アフリカ文化を学んだ一日

2019年7月23日

<陸別町立陸別小学校への研修員学校訪問>

一緒によさこい体験

児童から和太鼓レッスンを受ける研修員

初めまして!

じゃんけんゲームで仲良く交流

 7月5日、JICA研修員のサミーさん(ケニア)、サラさん(マダガスカル)、ジョリーさん(ルワンダ)、ディブリルさん(セネガル)、ブッシュさん(南スーダン)、アランさん(ウガンダ)の6名が陸別町立陸別小学校(3年生~6年生、計86名)を訪問しました。
 歓迎会では、児童が元気に研修員を歓迎し、よさこいや和太鼓を披露してくれました。その後児童は研修員を招き、よさこいの踊り方や和太鼓の叩き方を研修員に教え、最後は皆で一緒に楽しみながら盛り上がりました。始めはお互い緊張気味だったものの、体験を通しながら直接触れ合うことで打ち解けあう事ができました。
 歓迎会の後はクラス別交流が行われ、中学年クラスにはサミーさん、サラさん、ジョリーさん、高学年クラスにはディブリルさん、ブッシュさん、アランさんが入り、児童との交流を更に深めました。研修員は国クイズを行いながら、母国の伝統料理や文化、主要作物などを紹介しました。児童からは「ケニアの普段着はどのような服装ですか」、「マダガスカルの街中の様子はどんな感じですか」などの質問が寄せられ、研修員の母国について知識を深めていました。
 お昼休みには研修員も児童と一緒に給食を食べました。この日のメニューはチキンライスや豆腐のナゲット、野菜のスープなど豊富なメニュー。児童がそれぞれの料理を手際よく配膳している姿や、食後に牛乳パックを洗ってリサイクルに出すなど一つ一つの行動に研修員は興味津々。ウガンダのアランさんは、「児童の皆さんは毎日美味しくて栄養満点の給食を食べられて幸せですね、私も陸別小学校に通いたいです」と感想を述べていました。
 研修員にとって学校訪問は、児童との楽しい思い出が沢山できた日本での忘れられない一日となりました。

※研修コース:
「(課題別)灌漑施設の維持・運営管理(B)」