国立ラ・モリーナ農業大学研究機材整備計画

国名
ペルー
事業
無償資金協力(贈与契約(G/A))
課題
教育、農業開発/農村開発
贈与契約(G/A)締結(供与期限)
2010年4月~
供与額
0.70億円

プロジェクト紹介

ペルーの国立ラ・モリーナ農業大学は、薬学的に価値の高いアンデスおよびアマゾン固有の薬用植物に関する研究を促し、薬用植物の開発・商品化によるアンデス・アマゾン地域の住民の収入向上や、経済的・地理的事情で医療機関を利用できない住民への安価な薬品の提供を目指しています。しかし、研究活動に必要な機材の不足・老朽化などで、精度の高い研究・分析を行えない状況です。日本は研究に必要な機材の整備を支援して、ペルーにおける薬用植物および農林畜産分野の分析・研究の進展と、同国の高等教育水準向上や人材育成に寄与しました。

協力地域地図

国立ラ・モリーナ農業大学研究機材整備計画の協力地域の地図

協力現場の写真

  • アンデス・アマゾン自然資源生物化学・分子生物研究所全景。2007年7月に竣工し、2008年1月に政府から大学側への引渡し手続きが完了した。(協力実施前撮影) 

  • 研究所の研究室。ガスクロマトグラフィー質量分析計を設置予定。二重ドア、空調機を設置し室内空気の浄化を図っている。(協力実施前撮影) 

  • 研究所の実習室。各種研究活動に利用される。(協力実施前撮影) 

  • アマゾン地域で採取された植物標本の一部。植物によって果実、葉、樹皮などに効能成分が含まれている。(協力実施前撮影) 

  • 薬用植物のサンプル。国内で収集されたサンプルの成分分析が行われている。(協力実施前撮影) 

  • この協力で供与された機材(ガスクロマトグラフィー) 

  • この協力で供与された機材(ゲル画像解析システム) 

  • この協力で供与された機材(安定化電源装置) 

  • この協力で供与された機材(製氷機) 

  • この協力で供与された機材(電気泳動装置) 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。