クマシ都市圏総合開発計画プロジェクト

The Project for the Study on Comprehensive Urban Development Plan for Greater Kumasi

終了案件

国名
ガーナ
事業
技術協力
課題
都市開発・地域開発
協力期間
2011年12月〜2013年9月

プロジェクト紹介

ガーナ第2の都市クマシ市と近郊6郡は急速な人口増加に伴い、都市環境の悪化が進んでいます。その要因として、市レベルより上の、地域レベルでの行政的枠組みや広域の都市計画が存在しないため、包括的な問題解決への取り組みが遅れている点が挙げられます。この協力では、新たに空間計画と社会経済開発計画との関連性を深めながらクマシ都市圏を整備するために、総合都市開発マスタープランの策定を支援しました。これにより、効率的で効果的な都市圏開発を促進し、良好な都市機能の発展を図りました。

協力地域地図

クマシ都市圏総合開発計画プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 古くから交通の要衝、交易都市として栄えてきたクマシ市の中心部にあるセントラルマーケットとその周辺の路上マーケットは、平日・休日に関わらずたくさんの人で賑わっている。 

  • アクラ市とクマシ市を結ぶ国道(通称:アクラロード)。クマシ市の中心部に向かう幹線道路は交通混雑が著しく、深刻な社会問題ともなっている。本プロジェクトで策定するマスタープランに基づく公共交通体系の整備が期待される。 

  • 急激な人口増加に伴い、クマシ市の郊外部および周辺6郡で住宅の立地が進んでいるが、道路や上下水道等の社会基盤インフラの整備が追いついていない。 

  • 20世紀初頭に開通したガーナ国内の鉄道(西線および東線)は、21世紀に入ると、事故の多発によりその運転が休止された。 

  • クマシ市内の排水路は、土砂の堆積、ゴミの投棄、家屋の不法占拠などが問題となっている。洪水の発生時には浸水の被害も深刻である。 

  • クマシ市周辺地域の無電化コミュニティ。郊外地域への配電網整備は進められつつあるが、取り残されるコミュニティも存在する。 

  • 第1回ステアリングコミッティ会議の様子。マスタープラン策定にかかる重要な課題が討議される。今回は、地域全体の計画を作る重要性や計画作りにおける住民参加を図るためのステークホルダー協議の重要性が指摘された。 

  • 第1回ステークホルダー会議での全体会議の様子。プロジェクトの開始とその内容を知らせ、意見を求めた。200名を超える参加者から、さまざまな意見が出された。 

  • 第1回ステークホルダー会議では、都市計画・土地利用計画、経済開発、自然環境・都市環境、交通と電力、水資源・上下水・廃棄物、コミュニケーションという6グループに分かれて、各セクターの問題・課題を議論した。 

  • 第2回ステークホルダー会議での全体会議の様子。地区の役職員、チーフ(伝統的な地元首長)や議員、マーケットやコミュニティの代表などさまざまな関係者が集まった。 

関連情報