パタカマヤ-タンボケマド間道路改良事業

PATACAMAYA-TAMBO QUEMADO ROAD IMPROVEMENT PROJECT

終了案件

国名
ボリビア
事業
有償資金協力
課題
運輸交通
借款契約(L/A)調印
1992年10月~
借款契約額
39.55億円

プロジェクト紹介

内陸国であるボリビアでは、輸出入に必要な貿易ルートを近隣諸国の港に大きく依存しており、特にチリのアリカ港は依存度が高い港です。しかし、チリ国境に通じる道路は整備が遅れており、未舗装の道路は走行性が低く、雨季には断続的に通行が遮断されていました。この協力では、アリカ港に通じる道路の改良や橋梁の建設を支援しました。これにより、安定的な貿易ルートが確保され、チリとの国境貿易での輸出額は2004年には年平均120パーセント増加するなど、同国の経済社会活動の活性化に寄与しました。

協力地域地図

パタカマヤ-タンボケマド間道路改良事業の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 事業実施前の旧道。 

  • この事業により改修された道路。 

  • この事業により改修された道路。沿道の文化遺産保全の観点から遺跡を避けて建設された。 

  • チリからボリビアへ入国するトラック(タンボケマド税関)。 

  • 近距離路線バス。ローカルバス路線とチリ行き国際バス路線の両方で、路線数とトリップ数が飛躍的に増加した。 

  • 機能改良された道路下横断暗渠。 

  • 保全工事が施されたカトリック教会。沿道の文化遺産保全と持続的な観光産業振興の観点から、教会の修復と侵入防止柵の工事が行われた。 

  • オルロ県道路局の維持管理用機材。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

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