カラカ石炭火力発電所1号機環境改善事業
CALACA 1 COAL-FIRED THERMAL POWER PLANT ENVIRONMENTAL IMPROV
終了案件

- 国名
- フィリピン
- 事業
- 有償資金協力
- 課題
- 資源・エネルギー
- 借款契約(L/A)調印
- 1993年3月~
- 借款契約額
- 61.12億円
プロジェクト紹介
フィリピンのカラカ石炭火力発電所1号機は、1984年の稼働開始直後から、炭じんの飛散などによる大気汚染、石炭の自然発火による悪臭などの環境被害が発生していました。フィリピン国家電力公社による改善のための対策が図られていたものの、さらなる対応が必要となっていました。この協力では、カラカ石炭火力発電所1号機において、炭じんの飛散、石炭の自然発火の防止設備や電気集塵器の増強などを支援しました。これにより、周辺環境の改善と同発電所2号機の建設促進を図り、対象地域の住民の健康と電力需給の改善に寄与しました。