2017年度帰国 青年海外協力隊(JOCV) 喜納 鉄也(那覇市出身)
職種:障害児・者支援
派遣国:マダガスカル
配属先:オーキデブランシュ学園II トアマシナ校
派遣期間:2016年1月~2018年1月
略歴:真和志中学校
首里高校
仙台大学那覇高校(特別支援ヘルパー)
大平特別支援学校(教諭、助教諭)
石嶺中学校(特別支援サポーター)
JICA青年海外協力隊マダガスカル派遣
インタビュー
- 1.任地の気候や食べ物、生活環境などを教えてください。
- マダガスカルの東側にある海沿いの町トゥアマシナ。沖縄の様な雨がよく降る気候で乾季である冬も低くても18℃ほどです。お米が主食で沖縄のように芋の葉っぱのおかずやパパイヤのおかずがあったり、サーターアンダギーと同じムフボールという揚げ菓子もあります。
- 2.活動された内容を教えてください。
- 障がい児者施設で生徒への自立支援活動の指導、同僚の指導者にはそれを支えるためのサポートの方法などをサポートしました。
- 3.活動にあたり障がいとなったことやそれを克服していった事例があればお教えください。また活動はどうでしたか?
- 日本人の特別支援教育のスペシャリストがくるという紹介のもとで活動が始まったのですが、特別支援教育ってすぐ答えが見つかったり、指導したことがすぐいい結果に結びつくわけでもないのに、配属先の同僚にはすぐに結果が出ると期待されてしまい、相手の当初の期待値と実際の結果のギャップが活動を進める上でやりづらさとして出てきました。
克服できたかわかりませんが、それを埋める為の時間をかけた関係づくりや時間をかける指導を淡々と続ける事の大切さを繰り返し伝えるたことをしました。
- 4.失敗談や楽しかったこと、困ったこと、大変だったことは?
- 大家さんとの光熱費のやり取り
- 5.2年間のボランティアを漢字一文字で!
- 「楽」
決してラクではありませんし、苦しいことも沢山ありましたが今帰ってきても言えることは「やっぱり楽しかった!」ってことです。
- 6.これから海外に出ようとしているウチナーンチュに一言。
- 成功、失敗、無力感、焦り、達成感、驚き、ムカつき、悲しみ、笑い、喜び、書ききれないぐらいの圧倒的な感情を沢山感じると思いますがとにかく楽しんで下さい!