2016年度帰国 日系社会シニアボランティア(NSV) 与那覇 博一(石垣市出身)
職種:ブラジル
派遣国:高齢者介護
配属先:ブラジル日系熟年クラブ連合会
派遣期間:2014年7月〜2016年7月
略歴:沖縄大学法学部卒業。
フォーエバー産業企画・営業、北中城村区長の経験がある。
下地脳神経外科デイサービスとぅぬすく勤務後、JICAボランティアに参加しブラジル派遣となった。
インタビュー
- 1.任地の気候や食べ物、生活環境などを教えてください。
- 標高約800m、湿度少なく過ごし易い。肉類、果物安い。日本食豊富ですが高価。
治安悪いです。サンパウロ市の日中はやや安全。夜はかなり遅くまでパーティーを大音響でする。日系人は信頼されているので恩恵を受ける。
- 2.活動された内容を教えてください。
- ブラジル日系社会の各地にある老人クラブを巡回訪問。健康講演や体操、レクリエーション、認知症予防のトレーニング。
- 3.活動にあたり障がいとなったことやそれを克服していった事例があればお教えください。また活動はどうでしたか
- 日系社会高齢者、特に1世、2世の方は日本語を話せる人がほとんどでした。おかげでポルトガル語がちっとも上達しませんでした。ゼスチャーなどは上達。
- 4.失敗談や楽しかったこと、困ったこと、大変だったことは?
- 道路事情最悪です。段差、穴、犬のうんち多数。下ばかり注意してたら、お金拾うこともあった。深夜発のバスに乗り遅れて、駅内でホームレスの人達と一緒に床に新聞紙を被って寝た。大道芸人と道路で一緒に稼いだ(手品)。
- 5.2年間のボランティアを漢字一文字で
- 「宝」
2年間の経験や出会った人々がみんな「宝」です。
- 6.これから海外に出ようとしているウチナーンチュに一言。
- あなたの中に流れているウチナーンチュの血(DNA)を信じればどこでもやっていけます。偉大な先祖のDNAです。「なんくるないさー」精神はパスポートの次に大切な必須アイティムです。