2016年度帰国 青年海外協力隊(JOCV) 西原 浩平(那覇市出身)
職種:PCインストラクター
派遣国:カメルーン
配属先:教育省
派遣期間:2014年7月〜2016年6月
略歴:沖縄の企業で14年間勤めたのち、青年海外協力隊PC隊員としてカメルーンの中高一貫教育高へ赴任。
カメルーンの子供たちと先生向けの情報処理教育を担当しました。
インタビュー
- 1.任地の気候や食べ物、生活環境などを教えてください。
- 気候は沖縄とほぼ変わらなく、年平均気温24〜25度で住みやすい環境でした。四季は無く、乾季/雨季の繰り返し。雨季明けは道路が無くなってることがあり交通も大変でした。乾季は3日に1回しか水が出なかったり、首都でも停電がそれなりに多い環境でした。
- 2.活動された内容を教えてください。
- 中高一貫高で全生徒への情報処理授業の指導にあたりました。また職員向けへのPCメンテナンス手法の伝達や資料作成も行いました。
- 3.活動にあたり障がいとなったことやそれを克服していった事例があればお教えください。また活動はどうでしたか
- 語学には大変苦労した。新規案件だったので何もかも行うには自分次第。自分で決めた活動をしっかりやる事で、周囲から認められ現地人の多くの仲間ができた。その後は活動もコミュニケーションも円滑に進める事ができたと思う。
- 4.失敗談や楽しかったこと、困ったこと、大変だったことは?
- 赴任当初はコミュニケーション不足が露呈してしまい周囲から孤立しがちな部分もあった。
- 5.2年間のボランティアを漢字一文字で
- 「宝」
協力隊の2年間が草の根レベル、異文化での生活と活動だった。
日本で培った知識だけで2年間やってこれた経験が人生の糧であり宝となった。
- 6.これから海外に出ようとしているウチナーンチュに一言。
- 現地人に混ざって同じ環境で生活するのは旅行等では体験できないことです。一生に一度の経験が大きな成長に繋がると思います。