平成23年度帰国 青年海外協力隊 玉城 江里奈
職種:環境教育
派遣国:ベトナム
配属先:ホイアン土地資源環境室
派遣期間:平成22年1月〜平成24年1月
略歴:名桜大学観光産業学科卒業後、東村の『(株)やんばる.クラブ』にて、マングローブカヤックツアーガイドを経験、その後青年海外協力隊へ。
インタビュー
- 1. 任地の気候や食べ物、生活環境などを教えてください。
- 乾季と雨季があり、気温は夏も冬も沖縄と同じくらい。食べ物も沖縄にあるものが多かった(ヘチマ、ゴーヤ、パパイヤ、ドラゴンフルーツ、マンゴー、スターフルーツ、など)。
また、私の居た中部では辛い物をよく食べていた。とうがらしをそのままでかじったり、辛い香辛料を使った料理が多かった。
- 2. 活動された内容を教えてください。
- 市内の大学生を中心とした環境サークルと、小学校3校を周って、ゴミ分別、リサイクルなどの環境問題をゲームや紙芝居を使って伝えた。
- 3. 活動にあたり障がいとなったことやそれを克服していった事例があればお教えください。また活動はどうでしたか?
- 言葉の壁は厚かった。ベトナム語の発音が難しく、なかなか通じなかった。とにかく、独学で勉強し、現地の方と話をたくさんした。それでも通じない事はあったけど、分かろうとしてくれる気持ちが嬉しく、頑張れた。
- 4. 失敗談や楽しかったこと、困ったこと、大変だったことは?
- 一番大変だったことは、ベトナム語だった。最初の4ヶ月がとても苦しく、1日が長かった。全く通じないし、まわりのベトナム人が冷たく感じた。その後、少しずつベトナム語が分かる様になってくると、今度は、異文化理解に苦しみ、なかなか相手の文化や習慣が理解できなかったが、信頼できる現地の友人ができた事と、異文化を理解しようとする気持ちが自分に芽生えた時からは、毎日が楽しく充実して過ごせた。
- 5. 2年間のボランティアを漢字一文字で
- 「驚」
初めての海外生活に加え、現地の方々と仕事まで一緒にやる事になって、言葉や、文化、生活習慣の違いに戸惑い、驚くことばかりの毎日だった。でも、現地の方からしても私に対して驚くことは多々あっと思う。そして、何より、私の小さかった心が少しだけ大きくなった事に自分が驚いた。とにかく、2年間をまとめると驚きだらけだったーなぁ。と感じる。
- 6. これから海外に出ようとしているウチナーンチュに一言。
- 失敗や、悲しいこともあれば、その分いい事も楽しい事もあります。その色んな経験が自分の自信につながります!充実した海外生活を送って下さい!