平成25年度帰国 青年海外協力隊 新城 慎一郎(北谷町出身)

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職種:土木
派遣国:ホンジュラス/ボリビア
配属先:ホンジュラス社会投資基金 NGOイギート市連合会
ボリビア オキナワ市役所 公共事業課
派遣期間:2012年3月〜2013年5月 ホンジュラス/2013年5月〜2014年3月 ボリビア
略歴:民間企業での勤務を経て青年海外協力隊へ参加

インタビュー

1. 任地の気候や食べ物、生活環境などを教えてください。
ボリビアは南米の中心部にあり、私の活動先コロニアオキナワは首都ラ・パスから南東に位置する。夏場は蒸し暑く、冬は南からスールという冷たい風が吹きあれ、気温10℃以下に下がるときもある。
オキナワは県系人の移住地とあって、日本食材があり主にチャンプルーを自炊していました。現地のボリビアの人々は県系人が発案したアンティクーチョという、牛串揚げを頻繁に食べていました。
2. 活動された内容を教えてください。
土木隊員として、オキナワ市役所が管轄するプロジェクトの助言や技術指導を行いました。また新市役所建替えや日本庭園建設に伴い、これらのデザイン設計を担当しました。
3. 活動にあたり障がいとなったことやそれを克服していった事例があればお教えください。また活動はどうでしたか?
やはり言葉の壁でしょうか。伝えたいことが沢山あるのに伝えられない私は尻込みし最小限な会話しかしませんでした。最初の半年はいちいち辞書を持ち歩いて対応したり、ボキャブラリーを増やそうと勉強もしましたが、活動後半には諦め、“なるようになる”と自分に言い聞かせてましたが、結果からいうと普段から何でもいいので会話をする努力を続ければよかったと思います。
4. 失敗談や楽しかったこと、困ったこと、大変だったことは?
途上国は衛生面が悪く、水や生野菜等に気を付けていましたが何度も感染症に罹り辛い思いをしました。
5. 2年間のボランティアを漢字一文字で
鬱です。
6. これから海外に出ようとしているウチナーンチュに一言。
色々な体験をすることでしょう。楽しいこと、嬉しいこと、悲しいこと、辛いこと。後々自分の財産になることでしょう。