平成27年度帰国 青年海外協力隊(JOCV)翁長 美咲(西原町出身)

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職種:野菜栽培
派遣国:セネガル共和国
配属先:農村開発事務所
派遣期間:2013年9月〜2015年9月
略歴:大学卒業後、青年海外協力隊へ参加

インタビュー

1. 任地の気候や食べ物、生活環境などを教えてください。
乾季と雨季しかなく、乾季中は手洗いした洗濯物が1時間以内で乾く。
主食は米だが、フランス領土であったため朝食はフランスパンを食べている。
2. 活動された内容を教えてください。
女性や農家の畑・学校菜園の補助、種子販売の開始、野菜の長期保管容器の提案。
3. 活動にあたり障がいとなったことやそれを克服していった事例があればお教えください。また活動はどうでしたか?
セネガル人と理解し合えず悩んでいたとき、親しいセネガル人達に思い切って相談したこと。アドバイスをもらう毎に、セネガル人の様々な考えが理解出来、自分の伝え方に生かすことが出来た。活動で面でも人間関係を築く上でとても役に立った。
4. 失敗談や楽しかったこと、困ったこと、大変だったことは?
任地に配属されたが、住む予定の家に電気計測器が設置されていなかった。1ケ月以上、毎日電力会社に通い続け偉いおじさんと仲良くなり、無事電気計測器も手配され住めるようになったこと。 このとき、“足で稼ぐ”という意味を実感した。仲良くなるために、現地語の習得も早かったし、セネガル共和国では不可欠なセクハラ耐性も出来た気がする。
5. 2年間のボランティアを漢字一文字で
「馴」
現地の人と、お互いに馴染み合う(理解し合う)関係性を築くことで、活動面でも生活面でも充実した2年間であった。
6. これから海外に出ようとしているウチナーンチュに一言。
日本では途上国のことを知りたくても、情報には限界があります。現地で生活することは、色々なことを体感し、自分の中で考える事が多くなるとても良い機会です。