2016年度帰国 青年海外協力隊(JOCV) 上原 卓真(糸満市出身)
職種:数学教育
派遣国:ラオス
配属先:バンクン教員養成短大
派遣期間:2015年6月29日〜2017年3月20日(1年9ヵ月)
略歴:沖縄県立向陽高等学校理数科、静岡大学理学部数学科卒業。大学卒業後、中学校、高等学校、特別支援学校で数学教員として勤務。現職教員特別参加制度にて青年海外協力隊へ参加。
インタビュー
- 1.任地の気候や食べ物、生活環境などを教えてください。
- 沖縄と気候が似ていて、最高気温が40℃,最低気温が16℃。雨季(6月〜10月)と乾季(11月〜5月)に分かれている。主食はもち米(カオニャオ)で、味の素で味付けしたおかずがたくさんある。採れる食物も沖縄フードと似ていて、ゴーヤー、ドラゴンフルーツ、マンゴーなどが豊富に採れる。1日でかかる食費は約500円で十分。「助け合いの精神」が強く、隣近所の付き合いが非常に多い。
- 2.活動された内容を教えてください。
- 指導案(授業計画書)の作成と教材開発を主に取り組んだ。その他に、日本語の授業,教育実習生の授業観察を行った。
- 3.活動にあたり障がいとなったことやそれを克服していった事例があればお教えください。また活動はどうでしたか。
- 言葉の壁。赴任しての2ヵ月間はとにかく語学の勉強を、職場でもプライベートでも行った。そのお陰で、赴任してからの半年後は日常会話程度はできるようになった。活動はスムーズに行うことができた。カウンターパートが優秀(時間を守る等)だったので、活動が嫌と思ったことはない。
- 4.失敗談や楽しかったこと、困ったこと、大変だったことは?
- 半年間、周りに日本人がいなかったので、日本語で愚痴を言うことが簡単に出来なかったのが大変だった。
- 5.2年間のボランティアを漢字一文字で(理由もお願いします!)
- 「辛」
辛抱の「辛」です。
- 6.これから海外に出ようとしているウチナーンチュに一言。
- まずは健康に気を付けて無事に二年間を過ごしてください。沖縄魂を忘れずに!!