2019年12月派遣 青年海外協力隊(JOCV) 徳里 将(沖縄市出身)

【画像】

略歴:2010年沖縄県立コザ高等学校卒業後、沖縄キリスト教短期大学保育科へ入学。
短期大学卒業後、沖縄県内の幼稚園へ就職。幼稚園教諭として7年5ヶ月勤めて退職後、JICA海外協力隊2019年度2隊として参加。

<任地での活動>
派遣国:セネガル
職種:幼児教育
配属先:ティエス市視学官事務所
活動内容:
1.ティエス市内の公立幼稚園などを巡回して、セネガルの幼児教育の特色や課題点を把握する。
2.幼稚園などで運動、製作、表現活動など現場で教育手法を支援する。
3.教師を対象にした学習会(研修会)で子どもの発達を考慮して、幼児教育で重要な「遊びを通した学び」の手法を紹介する。
4.同任地の教育系ボランティア(小学校教育など)が企画する学校行事(運動会や学芸会など)の企画・実施に協力する。
(視学官事務所は日本で例えると、教育委員会や教育事務所みたいな役割をもつ教育行政機関です。)
派遣期間:2019年12月~2021年12月

インタビュー

1.志望動機
きっかけは、私の友人が協力隊に派遣されて、開発途上国の人達と一緒に活動をしている姿を見たことです。その時、自身の職種「幼児教育」を通して開発途上国の人達の役に立てることがしたい思いが強くなった事と同時に、スキルアップもしていきたい思いで応募を決意しました。
2.JICAボランティアに参加するために何か準備はしましたか?
  • 志望動機など自身の気持ちの整理
  • JICAボランティア体験者(友人達)からの情報収集
  • TOEICの取得
3.派遣前訓練はどうでしたか?
70日間の派遣前訓練は毎日が充実していて、私の人生においてかけがえのない経験をさせて頂きました。
語学の「フランス語」習得は、大変苦労しました。しかし、語学担当講師の熱心なご指導とクラス仲間の支えがあって、無事に最終テストを乗り越えることが出来ました。
またJICA海外協力隊の活動についての知識を学んだり、訓練所に集まる様々な職種を持つ隊員達と共に生活をして関わり合ったことはとても良かったです。
4.これから派遣先でどういう活動をしていきたいですか?
セネガルの子ども達が楽しい気持ちで学んで幼児教育に参加できるように、現地の教師達と共に試行錯誤していきながら教材研究などをして、セネガルの幼児教育の資質向上に貢献が出来るようにしていきたいです。
5.今の気持ちを漢字一文字で!
「楽」
活動全てにおいて"楽しみ"ながら過ごすこと。
どんな場面においてもプラス思考に捉えて、気持ちを"楽"にする、"楽しい事"に切り替えるという意味を込めて"楽"にしました。
6.その他、感想、メッセージ等ありましたらお書きください。
日本から応援して下さっている家族や親族、友人達、恩師達、前職関係者達の思いを受け止めていきながら、日々の協力隊活動に取り組んでいきます。

協力隊に少しでも興味を持っているみなさんへ

私は、JICA海外協力隊を通して自身の経験視野が更に広くなりました。
可能性は無限大です!
自身の職種を通して国際協力に少しでも興味がありましたら、ぜひ勇気を振り絞って挑戦してみてください。