青年海外協力隊員 與那原祥さん、ソロモン諸島との五輪協定に貢献

2017年5月25日

ソロモン諸島の競泳代表チームが2020年東京五輪の事前キャンプを八重瀬町で実施することが決定し、ソロモン五輪委員会と沖縄県、八重瀬町は5月25日に協定を締結しました。

 年齢別日本代表候補の経験を持つ、元水泳競技者の與那原祥隊員は2016年の夏から青年海外協力隊員の一人としてソロモン諸島にわたり、水泳及び水球を指導。
ソロモンでは、スポーツを行う環境が整っておらず、室内競技はほとんど行われていません。そのような中で日々の指導を行い、プールも用具もない悪条件下で、素直に泳ぐことを楽しみ、着実に成長している子どもたちの姿に感銘をうけ、その成長を披露できる場はないかと考えました。
そこで脳裏によぎったのは2020年の東京五輪。過去にソロモンからは競泳(水泳)での五輪出場はありません。
ソロモンの選手をオリンピックの舞台に立たせる。という大きな目標を見出した與那原隊員。
急きょ日本に一時帰国し、JICA沖縄や沖縄県庁(文化観光スポーツ部スポーツ振興課)に相談し、何度も協議した結果、代表チームの合宿候補地として八重瀬町が選ばれました。
そして5月25日ソロモンオリンピック委員会、沖縄県、八重瀬町の3者で連携協定の締結に至りました。
ソロモン競泳選手の合宿は移動も含め5月17日〜6月1日の16日間で実施され、水泳のトレーニングのほか、県内学校での交流、八重瀬町ハーリーなどの交流イベントにも参加。5月28日には県高校総体に3選手がエキシビジョンに参加しました。

今後は2020年の東京オリンピック・パラリンピックへ向けて事前合宿を推進しており、毎年八重瀬町で合宿を行う予定です。