インドネシア☆ワカトビ通信 第1号

2017年6月29日

草の根「インドネシア ワカトビ 環境保全型観光開発の推進」 ニュースレター

キックオフ会議

キックオフ会議

インドネシア、スラウェシ島の南東に浮かぶワカトビ県(主要な4島の名前、ワンギワンギ、カレドゥパ、トミア、ビノンコの頭の文字をとって命名されました)で、環境保全型のコミュニティ観光推進プロジェクト(3年間)が2017年4月に始まりました。

ワカトビ県は全域がワカトビ海洋国立公園に囲まれていて、「コーラル・トライアングル」と呼ばれる世界的にも貴重な多様性に富むサンゴ礁海域の中心にあります。
近年は、インドネシア国内の観光重点地域10ヶ所にも選ばれ、観光開発が急速に進んでいます。
プロジェクトの対象地域であるワンギワンギ島の北部、パトゥノ・ラヤ開発地域の7村には、漁業、農業などを営む6,000人ほどの人が住んでいますが、若者の多くが学業を終えると海外出稼ぎのため故郷を離れてしまうという現象があるようです。また、大切な自然資源をどう守っていくかという課題もあります。

 JICA沖縄では、おきなわ環境クラブ(OEC)と協力しながら、10年以上も継続・実施しているエコツーリズム研修で培った沖縄の知見やネットワークを活かして、カウンターパートであるワカトビ県開発企画局をはじめとした現地行政諸局と、意欲のある村人で構成される推進グループとともに、持続可能なコミュニティ観光推進を図っていきます。

村落調査の様子

ワカトビ県BAPPEDA局
(カウンターパート局)にて

村の子どもたち

去る2017年5月29日には、プロジェクトのキックオフ会議が開かれました。山本現地調整員をはじめとして、マカッサルのJICA関係者、インドネシア村落省、ワカトビ県の副知事、カウンターパートのワカトビ県開発企画局長、観光局長、そしてプロジェクトの対象村落の村長たちが一堂に会し、3年間のコミュニティ観光開発プロジェクトの始まりの鐘が鳴らされました。
今後は、ダイバーの秘境としても知られるワカトビの村人たちが顧客満足度を高めた観光客のおもてなしができるように、地域の方々と協力して活動していきます。

※プロジェクトの情報は、OECニュースレターの
「ワンギ★ワンギ島通信」欄や、Facebookページでもお知らせしていきます。