JICA研修員 南部バスツアー

2019年6月17日

~沖縄県平和祈念公園、おきなわワールド~

平和祈念公園ガイド 地図での説明

平和祈念公園 平和の礎

平和祈念資料館展望室からの眺望

おきなわワールド・玉泉洞

 
JICA沖縄では、研修員に沖縄の歴史・文化を紹介するため、年に数回バスツアーを実施しています。
今回は6月23日の慰霊の日を前に沖縄戦について理解を深めようと、6月15日に南部バスツアーを実施し、13か国14人の研修員が参加しました。



訪問先1:沖縄県平和祈念公園・平和祈念資料館
沖縄県平和祈念資料館友の会のガイドさんに1時間半ほどかけて園内を案内していただきました。
壁面に設置された地図で、どのように沖縄戦が進んでいったか、またどのように住民が戦争に巻き込まれ追い詰められていったか説明を受けました。
そのあと平和の礎でも戦没者の多くが兵士ではなく一般住民であったことを知りました。
慰霊の日を翌週に控えていたこの日、親族の名前が刻まれた礎を丁寧に拭き清める人や、園内の芝刈りやごみ拾いをするたくさんのボランティアの姿が見られ、胸が熱くなりました。

平和祈念資料館では音声ガイドを利用して見学し、戦争のむごさ、平和の尊さを改めて心に刻む貴重な時間を過ごしました。



訪問先2:おきなわワールド・玉泉洞
玉泉洞は、30万年もの時間をかけて自然が作り出した全長5000mの鍾乳洞です。
地上は30度近い暑さでしたが、鍾乳洞内の平均気温は21度とひんやり心地よく、洞内890mをじっくり見学し、自然の造形美を堪能しました。
スーパーエイサー演舞の躍動感や獅子舞など“おきなわ”を満喫した1日となりました。