JICA研修員 初めての茶道

2019年12月5日

正座でお茶室へ入室します

静かな気持ちで床の間の拝見

茶道具やお作法に興味津々

お抹茶をいただきました

JICA沖縄では、海外からの研修員に日本文化を体験してもらうため、年に数回茶道教室を実施しています。
11月26日(火)、JICA沖縄内和室にて茶道教室を開催しました。
キルギス、ウズベキスタン、パプアニューギニア、バヌアツ、モザンビーク、ルワンダ、スーダンの研修員が参加し、初めての茶道を体験しました。


まず玄関で靴の脱ぎ方や並べ方など、基本的なマナーを教わりました。
自国では家に入る際に靴を脱ぐ習慣のない研修員が多く、日本の家庭を訪問する際の気づきにもなりました。


続いて、控えの間で茶道の精神や歴史、茶室への入室の仕方について説明を受け、正式な作法で入室しました。
ふすま戸の開け方や、正座したままでの入室は思いのほか難しく、皆で教えあいながら入室しました。


そして、茶室内の歩き方や床の間の拝見をひとりずつ練習し、講師のお点前を見せていただきました。


正座ができず足をくずしたままの研修員が多い中、何の苦も無く美しい正座を保つ研修員がいたのには驚きました。
様々な形の和菓子や抹茶も好評で、帰国する際のおみやげにしたいなどの声が聞かれました。


JICA沖縄では今後も研修員が日本の伝統文化に触れる機会を設けていきます。