JICA海外協力隊員のパラオへの再赴任

2021年12月7日

12月6日、2名のJICA海外協力隊員がパラオに再赴任しました。到着した隊員は、教育省のフードサービスプログラムにおいて栄養士隊員として学校給食の改善のため活動していた細川敦子隊員(2018年度2次隊)、パラオコミュニティカレッジで冷凍機器・空調隊員として人材育成に当たっていた前田司隊員(2018年度4次隊)です。両隊員は、COVID-19の世界的流行の影響により、2020年3月に任期途中で日本への帰国を余儀なくされましたが、隊員としてパラオの発展に貢献する熱意を持ち続け、この度、約1年8か月振りにパラオへの再赴任を果たしました。今後6か月間、細川隊員は元の配属先である教育省、前田隊員は新たな配属先である公共基盤・産業省公共事業局において活動することとなります。

パラオへのJICA海外協力隊員の派遣は、去る10月10日に再開され、今回の2名の到着により、現在活動中の隊員数は合計5名となりました。パラオ政府からの積極的な要請を受け、隊員の派遣再開が今後本格化に進む予定であり、2022年末時点で合計20名以上の隊員がパラオで活躍する予定です。