地域提案型

平成21年度 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.国名ブラジル
2.事業名パラナ州ロンドリーナ市における地域水質改善モデル支援プロジェクト
3.事業の背景と必要性パラナ州北部にあるロンドリーナ市では、人口増加に伴い、都市環境が急速に悪化している。調査によると、ロンドリーナ市の河川には、微生物学的、物理学的に悪影響を及ぼす病原菌が存在しているが、水質保全の必要性やその感染リスクが市民にはあまり理解されておらず、これらの水を利用した人に下痢等の症状が現れる場合もある。このような水質改善のためには、衛生研究所や医療機関での細菌培養、同定などの微生物学検査が必要不可欠であるが、こうした検査体制も未確立である。そのため、現地の住民の健康および環境改善のために、河川流域住民自らが環境水質状況を知り、関係者が情報を共有・連携するとともに、衛生側面、環境側面から河川水質改善にはどうすべきか認識し、継続的な保全活動を進めることが必要である。
4.事業の目的大学・行政・NGO・住民が連携し、衛生(微生物)・環境(水の汚れ)の両側面から、地域住民を中心とした継続的な都市型河川の水質保全活動を実施する。
5.対象地域パラナ州ロンドリーナ市
6.受益者層パラナ州ロンドリーナ市リンドイア周辺地域住民
7.活動及び期待される成果

<成果>

  1. 環境側面からみたモニタリングシステムの構築、水質状況の公表
  2. 住民活動と行政・大学との連携

<活動>

  1. 衛生側面
    微生物水質プログラム:河川の衛生環境の改善のための水質診断・分析
  2. 環境側面
    社会環境教育プログラム:環境保全のための水質モニタリングシステムの構築及び社会環境教育
8.実施期間平成23年1月〜平成25年3月
9.事業の実施体制財団法人ひょうご環境創造協会がパラナ技術連邦大学を中心のカウンタパート機関としながら、パラナ州およびロンドリーナ市環境・水資源局、パラナ州上下水道公社、NGOエコメトロポレとも協力しつつ、実施する。
II.応募団体の概要
1.団体名(提案自治体)財団法人ひょうご環境創造協会(兵庫県)
2.対象国との関係、協力実績平成18年度〜平成20年度にかけて、兵庫県が提案した草の根技術協力事業(地域提案型)「パラナ湾沿岸域におけるモニタリングシステムの設置と漁場の持続的な利用に関するプロジェクト」を、同協会が実施した。