地域提案型

平成23年度 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.国名 ブラジル
2.事業名 ブラジル・アクレ州の水銀汚染健康モニタリング強化プロジェクト
3.事業の背景と必要性 ペルー、ボリビアと隣接しているブラジルのアクレ州リオ・ブランコ市周辺地域では人体や魚類の水銀汚染が判明し、住民の健康不安や懸念が広がっている。このことから、保健省およびエバンドロシャーガス研究所(IEC)が計画している現地における水銀汚染モニタリング拠点設置の支援に加え、水銀汚染に係る保健監視システムの構築・強化への協力が要請されたもの。
4.プロジェクト目標 1)信頼性の高い水銀分析技術を基盤に、保健省およびIECが計画している水銀汚染モニタリング拠点がアクレ州で稼動する。2)メチル水銀による人体汚染防止に係る健康教育・啓発活動能力が向上する。
5.対象地域 アクレ州リオ・ブランコ市および周辺地域
6.受益者層(人数規模) 【直接受益者】
保健省行政官および専門技術、医療従事者 30人
【間接受益】
リオ・ブランコ市周辺住民 250人
隣接諸国周辺住民 100人
7.活動及び期待される成果

<成果>

  1. 水銀汚染に係るモニタリング技術が高度に向上する。
  2. 現地における汚染源の特定と汚染の実態把握。
  3. 健康監視人材が育成される。
  4. 住民啓発活動能力が強化される。

<活動>

  1. 水銀汚染モニタリング能力強化のための技術研修指導
  2. 現地調査によるアクレ州の汚染の実態把握に向けた取り組み
  3. 保健指導関係者の健康監視能力強化のための国水総研での研修
  4. 住民啓発活動能力向上のための水俣病の教訓を踏まえた本邦研修
8.実施期間 2011年6月〜2014年3月
9.事業の実施体制 1)国際水銀ラボ:契約主体、事業実実施主体、研修管理(契約、財務等)及び報告 2)水俣市:提案主体、水俣病水俣病に対する行政(国,地方自治体)面での指導 3)国水総研:事業実務実施の支援、健康監視能力強化
II.応募団体の概要
1.団体名(提案自治体) 熊本県水俣市
実施団体:(有)国際水銀ラボ、水俣市、国水総研
2.対象国との関係、協力実績 1994年〜2000年:「水銀汚染分析に係るJICA技術協力プロジェクト」を実施
2007年〜2010年:「タパジョス川流域メチル水銀に関する健康監視システム強化プロジェクト」を実施