地域提案型

平成21年度 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.国名 インドネシア
2.事業名 小学校における環境保全活動の実施による持続可能な発展のための地域ネットワークづくり
3.事業の背景と必要性 人口増加に追いつかない教育や生活関連のインフラ、特に市民の生活環境に大きな影響を及ぼす都市環境問題は深刻であり、慢性的な渋滞に伴う大気汚染、公共用水域の水質の過度な悪化、緑地の減少、廃棄物の未処理あるいは不適切な処理などの問題が山積している。
本プロジェクトでは、社会的格差の底辺に近い地域でコミュニティにアプローチし、持続可能な開発のための教育(ESD)を活性化しようとするものである。それによって、地域の環境改善に貢献すると共に持続可能な開発を推進しうる人材を育成する。
4.事業の目的 モデル校地域において環境教育及び環境活動を展開し、地域を構成する関係者の環境に対する意識の向上とネットワークづくりを進める。
5.対象地域 ジャカルタ市 Pelita小学校(モデル校)地域
6.受益者層 モデル校の教師・生徒およびモデル校地域のPTA・住民と行政
7.活動及び期待される成果 成果1:モデル校であるPelita小学校において、環境活動と環境教育に対する意識が向上し、環境教育プログラムが確立され、環境教育および環境活動が実施される。
活動1:1)日本側スタッフによる「環境上持続不可能な諸問題」についての授業、2)インドネシア小学校教師と自治会関係者が、長崎市エコスクール及びライフライン公共施設の見学による知識と意識の向上、3)現地でのモデル校の教師及び児童の意識向上と活動の促進、4)日本において両国の教師の交流による環境教育手法の共有と活動の促進、5)シンポジウムの実施を通じての更なる意識向上と活動の促進
成果2:モデル校地域において、持続可能な地域資源の活用による生活改善に対する知識と意識が向上し、生活環境が改善される。
活動2:1)長崎における地域環境活動とライフライン公共施設の見学による教師、自治会、行政の知識と意識の向上、2)モデル校地域におけるPTA、自治会、行政、教師及び児童の意識向上と活動の促進、3)地域環境活動をリードする環境リーダーの育成、4)シンポジウムの実施を通じての更なる意識向上と活動の促進
成果3:環境活動促進のためのモデル校地域での連携が進む。
活動3:1)モデル校による地域環境活動の実施、2)児童とPTA、自治会を通じた意識の共有、3)モデル校地域において環境を考える場の共有、4)モデル校における環境活動への地域の参画、5)シンポジウム開催、6)環境リーダー育成
成果4:持続可能で豊かな地域づくりを行うための行政と地域住民の協働が導出される
活動4:1)日本において住民と行政の協働事例見学、2)議論の場の共有
成果5:長崎市および研修員受け入れ小学校と地域において、地球規模での課題についての意識が湧き出る。また、自分たちの環境保全活動についての再認識が行われ、長崎における活動が促進される。
活動5:1)市民及び行政の相手国相互訪問、2)プロジェクト活動による日本側関係者の意識の向上と自身の活動の見直し
8.実施期間 2010年5月〜2013年2月
9.事業の実施体制 日本側:長崎市、長崎大学、長崎総合科学大学
現地側:ナショナル大学(UNAS)
II.実施団体の概要
1.団体名
(提案自治体)
長崎市(提案団体)、長崎大学(実施団体)
2.対象国との関係、協力実績 途上国の持続可能な都市と農村のための有機性廃棄物循環システムの構築(2002.4〜2005.3)
廃棄物有効活用による循環型社会形成に向けた高校生教育プロジェクト(2006.4〜2009.3)