地域提案型

平成24年度 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.国名 モンゴル
2.事業名 ウランバートル市ゲル地区住民に対する地域保健活動のための看護職人材育成事業
3.事業の背景と
必要性
ウランバートル市は急激に人口が増加しており、市中心部と郊外のゲル地区では貧困の格差とともに、地域の保健医療サービスを行う人材の不足や、貧困層が保健医療サービスを受けられないため、受療状況にも格差がある。また、偏った食生活に加え、寒冷地に多いとされる喫煙・飲酒による高血圧や、高血糖・高コレステロールなどに起因する糖尿病などの生活習慣病の罹患率が増えている。こうしたことから、生活習慣病の予防管理や健康指導などの地域保健活動の実践を担う“保健師”に相当する業務内容への理解とその人材育成、さらに生活習慣病に関する知識の習得とその知識や情報を住民へ提供して、疾病予防行動の重要性についての住民の意識向上を図ることが求められている。
4.プロジェクト目標 1)生活習慣病の予防管理を行う“保健師”に相当する業務内容への理解とその人材の育成、2)モンゴル国の看護職が生活習慣病における知識を習得し、予防対策の実践方法を構築でき、3)地域保健活動を通じて住民の健康づくりに向けた意識向上を図ることができる。
5.対象地域 ウランバートル市バヤンゴル区第11ホロー
6.受益者層(人数規模) 「Gurvan Sanchir」家族保健センターの看護師:5人、社会保健師(ソーシャルワーカー):1人、医師:5人、第11ホローの地域住民13,278人
7.活動及び期待されるアウトプット <アウトプット>
1.看護職に対して地域保健活動を行う“保健師”に相当する業務内容への理解とその人材の育成が図られる。
2.保健医療従事者に対して生活習慣病の知識を教授し、その知識や情報を住民への地域保健活動へ反映される。
3.住民に対する地域保健活動の取り組みを通じて、生活習慣病の予防をはじめ、高齢者保健、母子保健を含めた住民の健康づくりへの意識の向上が図られる。
<活動>
1.ウランバートル市に北見市の技術指導者を派遣し、各種保健事業など地域住民の健康管理や保健指導について技術指導する。(業務従事者派遣)
2.北見市において生活習慣病の基礎的・専門的知識の習得と保健師の地域保健活動の実践について研修する。(研修員受入)
3.「北見市健康増進計画」に基づく市民が主体となった健康づくりの取り組みや北見市の保健師が地域住民に対して実施している家庭訪問、健康相談、健康教室について研修を実施する。(研修員受入)
8.実施期間 2013年4月から2016年3月
9. 事業費概算額 13,747千円
10.事業の実施体制 北見国際技術協力推進会議の構成団体(北見市、日本赤十字北海道看護大学、北見工業大学、北見医師会など)とウランバートル市保健部、バヤンゴル区保健センター、「Gurvan Sanchir」家族保健センターが連携・協力して実施する。
II.応募団体の概要
1.団体名(提案自治体) 北見国際技術協力推進会議
2.対象国との関係、協力実績 2003年〜2005年にキルギス共和国及びモンゴル国を対象として同様の事業により研修員受入を実施した実績がある。また、2012年3月と9月の2回にわたり、現地調査団を派遣し相手国協力機関と協力関係を確認している。