地域提案型

平成17年度 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.国名ベトナム
2.事業名千葉とベトナムにおける特別支援教育分野での人材育成事業
3.事業の背景と必要性ベトナムの障害児教育は小学校においても義務化されておらず、障害児の就学率は推定で5〜10%程度であると言われる。ベトナム政府は2010年までにその就学率を70%まで引き上げる意向であるが、障害児教育の訓練を受けた教員が殆どいないのが実情で、同分野における教員育成が喫緊の課題であり、そのための指導者育成に係る協力が必要とされている。当案件実施団体のC/P機関であるハノイ師範大学では障害児教育の教員養成課程が設けられているが、この分野での教員養成はまだ始まったばかりである。一方、千葉大学教育学部はハノイ師範大学と障害児教育分野において連携関係にあるベトナム国立大学ハノイ校教育学部と学部間協定を結んでおり、同分野での協力を進めてきた。また、千葉県も県独自の国際協力モデルを検討する中で、ベトナムへの支援を中心と位置付けてきたことから、千葉県、千葉大学関係者による「千葉とベトナムにおける特別支援教育分野での人材育成事業実行委員会」を通じて支援を行うに至った。
4.事業の目的ベトナムの障害児教育分野における教員の資質向上、教育カリキュラム開発によるハノイ市周辺地域及び千葉県内の障害児教育の充実
5.対象地域ハノイ師範大学を中心とし、周辺の障害児福祉施設等
6.受益者層ハノイ師範大学で教員養成に取り組む指導者、ハノイ市近郊で障害児教育に取り組む教員及び障害児
7.活動及び期待される成果

【活動】

専門家派遣を通じ

  1. 研修プログラム策定のための実態調査、教員養成カリキュラムの基本方針策定
  2. ハノイ市内の関連教員を対象とした教員養成カリキュラム開発及び就学支援プロセス開発のためのワークショップ開催
  3. 就学前検診システムの基盤構築のための担当者育成フォローアップ
  4. 現職教員研修のための映像教材の作成
  5. 教員養成カリキュラム・就学支援プロセス策定への取組モニタリング・改善策策定
  6. 教員養成カリキュラム・就学支援プロセス開発実施のための関係機関への説明

研修員受入を通じ

  1. 千葉県盲・聾・養護学校等関係機関での研修
  2. 各保健センター等就学前検診に係る機関での研修
  3. 県関係機関における障害児を対象とした専門教育及びリハビリテーション指導のための実地研修
  4. 県内関係NPOとの意見交換

【期待される成果】

研修員が、ユネスコが推進する特別ニーズ教育の枠組みに準拠した教員養成カリキュラムの作成・研修機会設定のプランニングを行えるようになる。また、就学支援プロセスを理解し、策定するに至る。2.千葉県内の障害児教育関係機関とベトナムにおける関係者のネットワークが構築され、千葉県とベトナム双方において障害児教育、福祉政策等が普及・充実される。

8.実施期間平成18年6月〜平成21年3月
9.事業の実施体制【日本側】千葉とベトナムにおける特別支援教育分野での人材育成実行委員会(千葉県、千葉大学教育学部他)
【ベトナム側】ハノイ師範大学
II.応募団体の概要
1.団体名(提案自治体)千葉とベトナムにおける特別支援教育分野での人材育成事業委員会実行委員会(千葉県)
2.対象国との関係、協力実績千葉大学教育学部はハノイ師範大学と障害児教育分野において連携関係にあるベトナム国立大学ハノイ校教育学部と学部間協定を結んでおり、同分野での協力を進めてきた。また、千葉県も県独自の国際協力モデルを検討する中で、ベトナムへの支援を中心と位置付けて、協力を行ってきている。