地域提案型

平成23年度 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.国名ベトナム社会主義共和国
2.事業名病院内の体系的な看護師・助産師教育プログラム導入プロジェクト
3.事業の背景と必要性ベトナム中部の中心都市であるダナン市は、出生率が高く、かつ流入人口が多いため、人口増加率が全国平均を上回り、医療分野においては産婦人科・小児科の需要が大きい。ダナン市では平成23年4月、ダナン市総合病院の産婦人科と小児科を分離・拡張して、ダナン市総合病院産婦人科・小児科センターを設置し、このような需要に対処している。しかしながら、同産婦人科・小児科センターでは、看護師・助産師の知識・技術の不足や人手不足等により、患者に対する十分な看護体制が整備されていないのが現状である。そのため、院内での体系的な看護師・助産師教育プログラムを整備し、キャリアに応じた教育を実践することにより、看護師・助産師の知識・技術の向上を図ることが急務となっている。
4.プロジェクト目標ダナン市総合病院産婦人科・小児科センターの看護師・助産師の知識・技術が向上する。
5.対象地域ダナン市で唯一の産婦人科・小児科を持つ総合病院であるダナン市総合病院産婦人科・小児科センターを対象とする。
6.受益者層(人数規模)ダナン市総合病院産婦人科・小児科センターの看護師・助産師等の医療スタッフ及び来院患者
7.活動及び期待される成果

ダナン市総合病院産婦人科・小児科センターへの専門家短期派遣、同病院の看護師・助産師の神戸への研修員受入れを通じて、以下の成果が期待される。

  1. ダナン市との協働により、看護師・助産師の知識・技術の向上に必要な基盤が整備される。
  2. ダナン市総合病院産婦人科・小児科センターで体系的な職場研修の実施体制が確立される。
  3. ダナン市総合病院産婦人科・小児科センターで体系的な院内教育が実施される。
  4. ダナン市のプロジェクト実行委員会による効果的な検証、指導が行われる。
  5. ダナン市総合病院産婦人科・小児科センターがモデルとなって成果を普及するための準備が整う。
8.実施期間平成24年5月〜平成27年3月
9.事業費概算額28,824千円
10.事業の実施体制神戸国際協力交流センターが調整役となり、神戸市立医療センター西市民病院、神戸市看護大学が支援チームを組織し、ダナン市総合病院産婦人科・小児科センター、ダナン市保健局等との協力のもと、効果的な事業推進を図る。
II.応募団体の概要
1.団体名(提案自治体)公益財団法人 神戸国際協力交流センター(神戸市)
2.対象国との関係、協力実績神戸国際協力交流センターは、平成16年から毎年、提携するアジア9か国9都市を対象に、アジアの都市化に伴う諸問題の解決に資する研修を神戸で行っており、ベトナム・ダナン市からも毎回、研修生を受け入れてきた。また、平成23年3月と8月の2回、ダナン市からの要請を受け、ダナン市総合病院産婦人科・小児科センターへ看護師等の専門家3名を神戸市シルバー国際協力ボランティアとして派遣している。