草の根パートナー型

2015年度第2回 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.対象国名 バングラデシュ人民共和国
2.事業名 サイクロンに強い地域・人つくりプロジェクト−サイクロン常襲地で、地域全体で防災、減災力を高めます−
3.事業の背景と必要性 当会は過去3年間、バゲルハット県内の一ユニオンにて地域の青少年や学校教育を中心とした地域防災事業に取り組んだ結果、コミュニティの自助と共助を強化するにはユニオンDMCの能力強化と活性化が不可欠であり、それは適切なガイダンスとファシリテーションがあれば実現可能であるという確証を得た。他方、当該事業が同ユニオンで果たした役割は、本来郡DMC即ち「公助」が担うべきものである。そこで本事業では、被災現場へ支援を届ける要とも言うべき郡DMCが、その本来の役割を果たせるよう働きかけ、災害に強い地域づくりに欠かせない「自助、共助、公助(三助)の連携」をより広い地域で機能させることを目指す。
4.プロジェクト目標 適切な地域状況把握に基づいた防災計画が策定され、その計画に沿った防災・減災行動が、三助(自助・共助・公助)の連携のもとに実践されている
5.対象地域 バゲルハット県ショロンコラ郡の4ユニオン及びモレルゴンジ郡の4ユニオン
6.受益者層(ターゲットグループ) バングラデシュ南西部バゲルハット県下2郡8ユニオンの防災委員会、教師、CPPメンバー、サイクロンシェルター管理委員会、学校運営委員会
7.生み出すべきアウトプット及び活動 【アウトプット】
1. 郡・ユニオンDMCがコミュニティのニーズを理解し公助のしくみに反映する
2. 各ユニオンのコミュニティで共助の仕組みが作られ、機能する
3. 県・郡・ユニオン防災委員会の公助と共助における連携の仕組みが機能する
4. 公助と共助の連携の上に、学校を起点とした各世帯(自助)の備えが実践される
5.事業の成果と学びが事業対象地域外の郡、ユニオンにも認知される
【活動】
1. 中学校を対象とした防災教育の実施(防災教育教材の改良、教師向け研修、学習成果発表会等含む)、世帯レベルに向けた防災啓発活動
2. ユニオンDMC能力育成、ユニオンの防災アクター能力強化、ユニオン防災計画の策定
3. 郡DMC能力育成、郡防災計画の策定および実施、ユニオンDMC年間計画実施支援、郡防災計画の策定および実施、県DMCとの関係構築
4. 連携ワーキンググループ結成、連携強化のための調整会議実施
DMC間での経験共有ワークショップ、相互訪問実施、文書化支援
5. 広報物の作成、国・県レベルでの成果共有ワークショップ実施
8.実施期間 2017年10月〜2020年9月(3年0ヵ月)
9.事業費概算額 97,415千円
10.事業の実施体制 バングラデシュ現地NGOであるJJS(Jagrata Juba Shangha)が事業実施、シャプラニール・ダッカ事務所が計画立案、モニタリング・評価をJJSと協働で行なう。シャプラニール東京事務所は計画立案への助言、モニタリング等を行なう他、JICAとの連絡、協議、報告を担当する。
II.応募団体の概要
1.団体名 特定非営利活動法人 シャプラニール=市民による海外協力の会
2.活動内容 児童労働のない社会を目指した事業や、コミュニティ防災への取り組み、その他の取り残された課題への取り組みを、バングラデシュ・ネパール・インドで実施。国内では東日本大震災復興支援と、フェアトレード事業を実施。また、課題解決へ向け市民参加の場を創造する取り組みも進めてきた。