草の根パートナー型

平成18年度第2回 採択内定案件

I. 提案事業の概要
1.国名ブラジル
2.事業名アマゾン遠隔地学校における健康づくりプロジェクト
3.事業の背景と必要性ブラジルの中でも特に貧しいアマゾナス州マニコレ市の小中学校では、マラリア、デング熱、寄生虫感染、下痢症、栄養失調、発育不全、10代前半の望まれない妊娠等の小中学生を取り巻く深刻な保健問題が存在する。しかしながら、同市は大小多数の河川に分断されたコミュニティから成り立っており、市街地以外に病院はない。このため、学校での「保健」科目の実施と、それによる正しい保健知識の普及が、住民が自ら健康を守る手立てとして、市当局や地域住民から要望されてきたものの、市の財政不足・人材不足等の問題から、これまで実施されてこなかった。実施団体は、コミュニティ・ヘルス・ワーカー(CHW)の機能・能力向上を目的とした、草の根パートナー型「アマゾン地域保健教科プログラム」(2003年10月〜2006年3月)の経験があることから、この経験を活かし、学校保健活動の実施を通じて、マニコレ市遠隔地の小中学生の健康水準が向上することを目指す。
4.事業の目的マニコレ市遠隔地の小中学生の健康水準が向上する。
5.対象地域アマゾナス州マニコレ市遠隔地コミュニティ
6.受益者層マニコレ市遠隔地を担当するCHW70名と小中学校教師389名。また、彼らが学校保健活動を施す130校の小中学校生徒5,300人と、生徒による学校保健活動の成果の波及が見込まれるその家族25,000人。
7.活動及び期待される成果
  1. 学校保健委員会が各学校に設置される。
  2. 小中学校を取り巻く学校環境が、保健衛生面から見て適切に整備される。
  3. CHWと小中学校教師が適切に保健教育を実施できる。
  4. 小中学生がコミュニティで保健啓発活動を行なうことができる。
8.実施期間2007年9月〜2010年2月(2年6ヵ月間)
9.事業費49,917千円(予定)
10.事業の実施体制HANDSブラジル事務所駐在の日本人プロジェクト・マネージャー(1名)の下、現地テクニカル・スタッフ(5名)が中心となって、カウンターパートであるマニコレ市保健局及び教育局と事業の実施を行なう。HANDS東京本部では、本事業担当の国内調整員(1名)が中心となって、事務局長代行や技術アドバイザーの助言を得ながら、現地での活動を全面的にサポートする。
II. 応募団体の概要
1.団体名特定非営利活動法人 HANDS (Health and Development Service)
2.活動内容保健医療分野の包括的な国際技術協力を通じて平和で豊かな地球市民社会の実現に貢献することを目的に、平成12年1月に設立。平成13年3月に特定非営利活動法人取得。幅広い分野の専門的知識を有し、質の高い技術協力の提供を行い、明確な戦略と高いマネジメント能力を持ち、明瞭な説明責任を果たすと共に、市民の手による責任ある国際協力の実施体制を充実させるために人々と共に事業活動を展開している。