草の根パートナー型

平成16年度第2回 採択内定案件

I. 提案事業の概要
1.国名ブラジル
2.事業名ブラジル国北部沿岸の荒廃マングローブ生態系復元事業
3.事業の背景と必要性事業対象地域であるブラガンサ半島はアマゾン河口の南東200km、面積166km2のマングローブ地帯である。1980年代にブラガンサからアジュルテウアビーチまでの道路が貫通したことにより、潮の出入りが分断された潮間帯高地ではマングローブが枯れ、300haほどの荒廃地ができてしまった。さらに道路建設によって入植が促進され、マングローブ生態系・資源の劣化に拍車をかけている。
劣化したマングローブ生態系の再生・回復は、資源管理および地域住民の生計維持という観点から、その保全と適正な管理は資源確保と地域経済の安定化のためにも必須である。
4.事業の目的パラ州ブラガンサ郡における荒廃マングローブ生態系の復元および回復を目的とする。
5.対象地域ブラジル北部パラ州ブラガンサ郡
6.受益者層マングローブ生態系の資源に依存して生計をたてているタマタテウア村および周辺村落の住民
7.活動及び期待される成果
  • マングローブ生態系回復・保全の必要性が地域住民に理解される。
  • 現地に適した在来樹種の植林方法が確立される。
  • 住民参加型マングローブ植林の実施体制が確立される。
  • 荒廃地へのマングローブ植林により、生態系の回復がなされる。
8.実施期間2005年6月〜2008年3月(2年10ヶ月)
9.事業費第一年次契約金額:12,453千円
10.事業の実施体制実施機関:特定非営利活動法人 国際マングローブ生態系協会(ISME)
C/P機関:パラ連邦大学ブラガンサキャンパス
所管国内機関:沖縄国際センター(JICA沖縄)
II. 実施団体の概要
1.団体名特定非営利活動法人 国際マングローブ生態系協会 (ISME、イスメ)
2.活動内容全世界的な会員のネットワークをもっており、マングローブ資源の持続可能な利用や合理的管理、マングローブ生態系の保全や再生のために調査・研究、普及啓蒙・研修活動等を推進している。
3.対象国との関係、協力実績ニテロイにてワークショップ開催(1992年5月)
国連環境計画−ユネスコ会議に参加(1993年6月)
リオデジャネイロにてUNCED(国連環境開発会議)に参加(1992年6月)
中南米のマングローブに関する各種調査学会への参加(Mangrove 2000 とMangrove 2003)
GLOMIS(Global Mangrove Database and Information System)プロジェクトの地域センターをブラジルに設立(1998年)
JICA短期専門家をエミリオゲルジ博物館に派遣(2003年)
プロジェクト形成調査隊をブラガンサに派遣(2004年)