草の根パートナー型

平成14年度 採択内定案件

I. 提案事業の概要
1.国名ブラジル
2.事業名アマゾン地域保健強化プロジェクト
3.事業の背景と必要性ブラジルでも貧しいアマゾナス州マニコレ市の、大小多数の河川に分断された農村部コミュニティ住民は、基本的な保健医療サービスを利用できず、さまざまな感染症やリプロダクティブヘルスなど多くの保健ニーズが満たされていない。これら住民の健康状態を向上させるためには、各コミュニティに存在する「コミュニティ保健ワーカー」の機能・能力向上を通じて、自立的で持続性の高い地域保健システムを強化する必要がある。
4.事業の目的マニコレ市コミュニティ保健ワーカーの機能・能力の向上を通じて、マニコレ市住民の健康状態を向上させる。
5.対象地域アマゾナス州マニコレ市
6.受益者層マニコレ市住民(約4万人)のうち、マデイラ河流域農村部コミュニティ住民、特に女性と子どもを主なターゲットグループとする
7.活動及び期待される成果

【成果1】コミュニティ保健ワーカーによる疾病・傷病アセスメント、ケア、教育に関する能力が向上する。
【指標1】能力テストでチェックするコミュニティ保健ワーカーの業務能力

【成果2】コミュニティ保健ワーカーが保健情報(月報)を適切にマニコレ市保健局に報告できる。
【指標2】コミュニティ保健ワーカーによる月報の提出率と記入状況

【成果3】コミュニティ保健ワーカーが患者リファーを適切に実施できる。
【指標3】マニコレ市保健局データに基づくコミュニティ保健ワーカーによる患者リファー数

【成果4】コミュニティ保健ワーカーが自分の担当するコミュニティの保健ニーズについて把握し説明できる。
【指標4】能力テストでチェックするコミュニティ保健ワーカーの業務能力

8.実施期間2003年9月〜2005年8月
9.事業費第一年次契約金額:11,766千円
10.事業の実施体制HANDSブラジル事務所常駐の日本人プロジェクトマネージャー(1名)のもと、マニコレ市に長期現地業務従事者(1名:保健医療・現地調整)が中心となって、カウンターパートであるマニコレ市保健局と事業の実施を行う。HANDS本部(東京)からは、本事業担当の国内調査員を中心として、技術アドバイザー、団体外技術アドバイザーの助言も得ながら現地での活動を継続的に支援する。
II. 実施団体の概要
1.団体名特定非営利活動法人Health and Development Service(HANDS)
2.活動内容保健医療分野の包括的な国際技術協力を通じて平和で豊かな地球市民社会の実現に貢献することを目的に、平成12年1月に設立。平成13年3月に特定非営利活動法人取得。幅広い分野の専門的知識を有し、質の高い技術協力の提供を行い、明確な戦略と高いマネジメント能力を持ち、明瞭な説明責任を果たすとともに、市民の手による責任ある国際協力の実施体制を充実させるために人々と共に事業活動を展開している。
3.対象国との関係、協力実績平成12年10月より、マニコレ市のコミュニティ保健ワーカーを対象とした研修や血圧計等の機材を供与し、同市の地域保健を担う人材育成を成功させている。現在JICA「NGO技術者派遣制度」を用いて技術者(保健医療・看護)を派遣し、同市保健局と協力し、次年度のプロジェクトを策定している。