草の根パートナー型

平成21年度 第一次補正予算による草の根技術協力事業 緊急経済危機対応−フォローアップ型採択内定案件

I.提案事業の概要
1.国名ブラジル
2.事業名アマゾン西部におけるローカル組織の活性化を通じた子どもの保健知識向上プロジェクト
3.事業の背景と必要性2007年9月〜2010年2月まで実施した先行事業では、「マニコレ市遠隔地の小中学生の健康水準が向上する」ことを目標に、マニコレ市保健局および遠隔地教育局とともに、学校保健委員会の設置および学校保健環境の整備に向けたコミュニティ支援、地域の保健を担うコミュニティ・ヘルス・ワーカー(CHW)と小中学校教師が保健教育を行うためのトレーニング、学校生徒がコミュニティに対し保健キャンペーンを行うための実地指導を実施した。活動はほぼ予定通り行われたが、2008年10月以降、市長選挙に伴う混乱や政権交代により、トレーニング受講者の多くが解雇・異動となる事態が発生した。また、活動終了後の自立発展性を担保するローカルNGOは、指導能力を大きく向上させたものの、自立発展的な活動を行っていくための基盤は依然十分には整備されていないという課題が残った。そこでマニコレ市遠隔地および一部市街地において、活動終了後の自立発展性を担保するローカルNGOを活性化し、これらの組織やCHW、教師による保健教育を通じ、小中学生や青少年グループがコミュニティ向け活動を実施するための保健知識を向上させる本プロジェクトが計画された。
4.プロジェクト目標マニコレ市遠隔地および市街地パイロット地域の小中学生/青少年の保健意識が向上する。
5.対象地域ブラジル連邦共和国アマゾナス州マニコレ市遠隔地(農村部)コミュニティおよび一部の市街地コミュニティ
6.受益者層市街地小中学高校生徒15,000名、遠隔地小中学校生徒4,500名、市街地青少年グループメンバー100名、遠隔地青少年グループメンバー250名、市街地CHW40名、遠隔地CHW 60名、教師500名、ボランティア活動に参加するコミュニティ住民60名
7.活動及び期待される成果

<成果>

  1. ローカルNGOの活動が活性化する。
  2. ローカルNGO・CHW・教師の保健教育能力が向上する。
  3. 小中学生/青少年がコミュニティ向け保健キャンペーンを実施できるようになる。

<活動>

関係者間で協議の上、活動1から活動3に関する活動計画を策定する。

  • 1-1. ローカルNGO活動のために必要な資機材および技術を支援する。
  • 1-2. ローカルNGOボランティア養成トレーニングを実施する。
  • 1-3. ローカルNGOの活動実施状況について終了時調査を実施する。
  • 2-1. ローカルNGO・CHW・教師が保健教育を実施するための実地指導を行う。
  • 2-2. ローカルNGO・CHW・教師の保健教育能力について終了時調査を実施する。
  • 3-1. ローカルNGOが小中学生/青少年による保健キャンペーンを企画する。
  • 3-2. 小中学生/青少年のコミュニティ向け保健キャンペーン実施状況について終了時調査を実施する。
8.実施期間2010年3月〜2010年12月(10ヵ月)
9.事業費14,933千円
10.事業の実施体制長期現地業務にあたるプロジェクトマネージャーの全体統括のもと、カウンターパートであるマニコレ市役所、ローカルNGO(IDEAS、Pastoralda Crianca、Projeto Arara)と共に事業を実施する。HANDS本部(東京)からは、本事業担当者を中心に現地での活動を継続的に支援する。
II.応募団体の概要
1.団体名特定非営利活動法人HANDS(Health and Development Service)
2.活動内容「保健医療と持続可能な開発」を切り口とした包括的な国際技術協力を通じて、平和で豊かな地球市民社会の実現に貢献することを目的に、平成12年1月に設立。平成13年3月に特定非営利活動法人格取得。幅広い分野の専門的知識を有し、質の高い技術協力の提供を行い、明確な戦略と高いマネジメント能力を持ち、明瞭な説明責任を果たすと共に、市民の手による責任ある国際協力の実施体制を充実させるために人々と共に事業活動を展開している。