草の根パートナー型

パートナー型フォローアップ案件

I.提案事業の概要
1.対象国名 ブラジル
2.事業名 ろう者組織の強化を通した非識字層の障害者へのHIV/AIDS教育フェーズ2
3.事業の背景と必要性 先行事業では東北部のペルナンブコ州を対象地域とし、ろう組織の能力強化を通して州保健局と協力してろうのHIV/AIDSワーカーの養成や、独自のビジュアル教材の作成、ろう者や非識字層を対象に啓発活動を企画から実施、評価に至るまで障害者参加型で実施してきた。今後更に「ろう者及び非識字層の障害者のHIV/AIDS感染率の上昇を食い止める」という上位目標に近づけるためには、当該事業(以下たんぽぽ事業)のブラジル国内における位置づけや認識度を強化する必要があり、ブラジル国内の行政機関やHIV/AIDS団体との連携拡大と強化に加え、たんぽぽ事業の継続と自立発展性に焦点をあてた支援をする。対象範囲・対象裨益者を拡大しHIV/AIDSの公的サービス・情報提供へのアクセスの改善に努めることが地域社会でリスクにさらされている貧困層、特に非識字層の障害者のHIV/AIDS感染者の上昇の食い止めに繋がる。
4.プロジェクト目標 たんぽぽ事業が障害当事者団体として独立し、ろう者を始めとする非識字層の障害者を対象にしたHIV/AIDS予防啓発地域がブラジル国内で拡大される。
5.対象地域 ブラジル北部・東北部の6州
6.受益者層
(ターゲットグループ)
ブラジル北部・東北部のろう者を含む非識字層の障害者
7.アウトプット及び活動

<アウトプット>

  1. たんぽぽ事業で育成されたメンバーが事業活動を主体的に運営する。
  2. たんぽぽ事業の資源、財源調達(ファンドレイジング)が強化される。
  3. たんぽぽ事業の予防啓発活動の実施能力が向上される。
  4. ペルナンブコ州とその他地域でネットワークが構築される。
  5. ペルナンブコ州以外のブラジル2地域において、HIV/AIDSワーカーが養成される。

<活動>

  1. 他団体から当事者団体として独立するための規約の作成方法と運用方法について学ぶ、・ブラジル国内の会議・フォーラムでの発表能力を強化する。
  2. 党活動が申請できそうな分野別ドナーの調査リストを作成し、企画書を実際にドナーに提出する、・啓発活動を政府機関からの委託事業として実施する。
  3. ペルナンブコ州でワークショップを実施する、・HIV/AIDS啓発教材の修正と追加作成をする、・ペルナンブコ州以外の2地域で啓発活動を実施する。
  4. ペルナンブコ州でHIV/AIDSワーカーを10名養成する。
  5. ペルナンブコ州以外の州にてワークショップを開催する。
  6. ワークショップ開催地域の中からワーカー養成地域を選出し、ワーカーを合計20名養成する。
8.実施期間 2011年10月〜2013年3月(1年6ヵ月)
9.事業費概算額 29,962千円
10.事業の実施体制 北部・東北地域の各州の保健局および当事者組織と連携したんぽぽチームが開発してきた「非識字層」への啓発活動を拡大していく。当事者組織だからこそなし得るニーズに即した情報保障の手法を各地で広めていけるよう地元当事者組織および公的機関との連携で啓発活動を実施する。
II.応募団体の概要
1.団体名 特定非営利活動法人 DPI日本会議
2.活動内容 DPI(障害者インターナショナル:本部カナダ)の日本国内組織であるDPI日本会議は1986年に正式に発足した。障害種別を超えた当事者組織として、障害者政策、権利擁護、国際協力などに取り組んでいる。国内の障害者施策はもちろんのこと、障害者権利条約の推進にも取り組んでおり、国内外を問わず、あらゆる政策形成過程に障害当事者が参画することを目指している。