草の根パートナー型

2016年度第1回 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.対象国名 カンボジア国
2.事業名 カンボジア国における子どもの栄養改善1000日アプローチプロジェクト
3.事業の背景と必要性 胎児期から2歳までの1000日間は、一生涯の成長および発達に影響を及ぼす。タイ国境に位置するプレアビヒア州の子どもの栄養状態は劣悪であり、5人に2人が慢性の栄養不良状態にある。プレイベン州で実施した「コミュニティにおける子どもの健康増進プログラム」で低体重児率を10%削減した。この経験に基づき、草の根レベルの保健サービス強化を軸とした保健人材の能力強化および連携強化を実施する。
4.プロジェクト目標 コミュニティでの子どもの健康増進活動定着により、2歳未満児の栄養状態が改善する。
5.対象地域 プレアビヒア州トゥバエンミエンチェイ郡保健行政区3ヶ所(Boribor, Chamreun, Takeong HC)の保健センター管轄区
6.受益者層(ターゲットグループ) 直接対象者:トゥバエンミエンチェイ郡保健行政区内3ヶ所保健センターとそのスタッフ40名、保健ボランティア(VHSG)(注1)80名、自治体女性子ども委員会(注2)(PWCC/DWCC/CWCC)11名、計131名
最終受益者:上記保健センター管轄区の2歳未満の乳幼児約1100名とその養育者および妊婦890名
7.生み出すべきアウトプット及び活動 1.2歳未満児の健康状態および子どものケアに関する現状が把握される。
2.州および郡保健局の研修能力および管理能力が強化される。
3.保健センターと保健ボランティアによって、IGMS1000を通して、子どもの栄養状態が適切に把握され、且つフォローアップが実践される。
4.保健ボランティア(VHSG)と自治体女性子ども委員会(CWCC/DWCC)との共同によって、1000日までの適切な栄養(注3)に関する啓発活動が実践される。
8.実施期間 2017年9月〜2021年8月(4年0ヵ月)
9.事業費概算額 99,705千円
10.事業の実施体制 シェア・カンボジア事務所が実施主体となり、カウンターパートであるプレアビヒア州保健局栄養担当官およびトゥバエンミエンチェイ郡保健行政局と事業を実施する。シェア東京本部は後方支援を行い、必要に応じ本部におけるアドバイザリーグループ、運営委員会、理事会が専門的なサポートを行う。
II.応募団体の概要
1.団体名 特定非営利活動法人 シェア=国際保健協力市民の会
2.活動内容 プライマリ・ヘルス・ケアの理念に基づいて、日本国内を含むアジア・アフリカ地域において母子保健、地域保健等のプロジェクトを実施。

(注1)Village health supporting group: 保健省に規定されている保健ボランティアの名称
(注2)女性省の下部組織(Women and children committee)にあたり、州・郡・集合村レベルに担当官がおり自治体組織に属している
(注3)妊婦に適切な栄養(サプリメント含む)および母乳栄養と離乳食のことを指す