草の根パートナー型

2016年度第2回 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.対象国名 インドネシア共和国
2.事業名 中学教科「環境」の確立と環境教育の普及支援プロジェクト
3.事業の背景と必要性 南タンゲラン市は、2008年に成立した新しい都市で「グリーンシティ」を目標に掲げている。しかし実際、対象地域では「ゴミ投げすての文化」が根付いており、貧富の格差やゴミ問題が大きな社会問題になっている。そのため弊会では、みんなで一緒に「Yuk Kita Buat Indonesia Bagus!(より良いインドネシアにしよう!)」を掲げ、JICA草の根技術協力事業で小学校の「教科『環境』の教材開発と教員の再教育支援プロジェクト」を実施してきた。同プロジェクトにおけるモデル30校への教科「環境」の導入が評価され、来年度は市独自の予算で全約300校へ教科「環境」を導入する目途が付いた。同市教育局から、さらに弊会に対し、義務教育である中学校(管轄全21校)へ教科「環境」を早期に導入し、環境学習を通じ継続的に人格形成に努めたいとする支援要請があった。また先行草の根プロジェクトで同市に技術移転した小学校教科「環境」について、要望の強い自治体ボゴール市並びに離島のバリクパパン市に教育文化省カリキュラム開発センターと連携して「環境教育」を技術移転する計画である。教科「環境」の中学校への発展および他地域への「環境教育」の普及により、インドネシアにおける持続可能な開発に貢献する。
4.プロジェクト目標 南タンゲラン市において、中学校教科「環境」が確立されるとともに、同市の環境教育モデルが離島並びに近隣地域へ普及する。
5.対象地域 インドネシア共和国 南タンゲラン市、バリクパパン市、ボゴール市
6.受益者層(ターゲットグループ) 南タンゲラン市教育局職員12名、教職員21名、公立全21中学校 学生数16,000名、ボゴール市教育局(小学校50校)バリクパパン市教育局(小学校20校)
7.期待されるアウトプット及び活動

<アウトプット>
1.南タンゲラン市の中学校で教科「環境」が導入・実施される。
2.離島並びにボゴール市の小学校で、南タンゲラン市をモデルとした環境教育が実施される。
3.環境教育を実施する(又は計画する)自治体、小中高校および中央政府の関係機関等との連携が強化される。

<活動>
1.中学校教科「環境」カリキュラム・教材開発の研修、中学校の教員等に対する教科「環境」の知識・技能、指導法に関する研修を実施する。
2.南タンゲラン市の協力により、離島並びにボゴール市の自治体・教育関係者と環境教育ステークホルダーチームを結成し、カリキュラム・教材作成、および環境教育の知識・技能、指導法に関する研修・セミナーを実施する。
3.中央政府および自治体と連携し「環境教育」を実施する(又は計画する)小中高校の連携・技術交流・セミナーを行う。

8.実施期間 2017年6月〜2021年5月(4年)
9.事業費概算額 100,000千円
10.事業の実施体制 日本側:一般社団法人インドネシア教育振興会、他協力機関
現地側:教育法人セマラック、南タンゲラン市教育局、ボゴール市教育局、バリクパパン市教育局、教育文化省カリキュラム開発センター
II.応募団体の概要
1.団体名 一般社団法人インドネシア教育振興会
2.活動内容 インドネシア:環境・道徳・平和教材の開発と実施、学校・図書館の再建等
日本:国際理解・協力、環境教育、国際交流イベントの開催