草の根パートナー型

平成15年度第1回 採択内定案件

I. 提案事業の概要
1.国名インド
2.事業名都市近郊農村部の女性自助グループと都市スラムの女性自助グループの連携による新たな産直運動構築と自立のための共有財産創出
3.事業の背景と必要性近年旱魃が続き、農村部から都市への移住の増加が顕著である。彼らの多くは市街のスラムの住民となる。一方、スラムに対する人口増の圧迫から近郊に流れ、そこで新たなスラムを形成する者たちも激増している。これといった共有財産のない彼らは、生活を維持し生き延びるためのマージンを持たない。彼らの雇用を確保し、環境の悪化を防ぐことは急務となっている。ソムニードは旧市街、近郊双方のスラム女性たちの間に貯蓄とマイクロクレジットを主要なコンポーネントとした自助グループを育成している。これまでの彼女たちの活動を資産として活かし、都市、農村の潜在的可能性を資源として顕在化させ、農村の生産と都市の消費を、双方の自助グループの連携によって結びつけ、新たな市場と雇用を創出することができる。
4.事業の目的女性自助グループをエンパワーすることで生産と消費の新たな関係を構築し、それを通してスラムコミュニティの共有財産を創出する。
5.対象地域アーンドラプラデシュ州ヴィシャカパトナム市及び郊外
6.受益者層旧市街のスラム及び近郊の女性自助グループ(SHG)(メンバー総数897名、グループ数66)。家族も含め、約4000名
7.活動及び期待される成果
  • 女性自助グループ(SHGs)の企画・運営に関する基本的能力の向上(組織運営・経理研修、基礎的保健衛生指導、商品開発技術、訪問指導等)
  • 生産者と消費者との新たな関係の構築(生産者グループの組織化、都市の家庭婦人層を通じた消費者グループの組織化、環境啓発活動、普及員研修等)
  • 収入向上と共有資産の創出の機会の提供(生産・物流センターの建設、自助グループによる生産販売におけるマイクロ・クレジットの活用、生産管理・在庫管理研修、継続的な商品開発)
8.実施期間2004年7月〜2007年6月(3年間)
9.事業費第一年次契約金額:13,388千円(精算金額:12,899千円)
第二年次契約金額:13,681千円
10.事業の実施体制
  • 現地実施体制:プロジェクトマネージャー1名、プロマネ補助1名、現地調査員、SHG育成、経理、ドキュメンテーション、生産・在庫管理担当、保健衛生各1名
  • 国内支援体制:調整員1名、国内調整員補助1名
II. 実施団体の概要
1.団体名特定非営利活動法人 ソムニード(SOMNEED)
2.活動内容1993年以来、アーンドラプラデシュ州、オリッサ州で村落コミュニティ開発に従事。2001年以来、ビシャカパトナム市スラムにてコミュニティ開発。植林事業、適正技術、代替エネルギー事業、識字教育などをてがける。
3.対象国との関係、協力実績現地で有力な登録NGO(マヒラ・アクション)との連携体制が組まれており、行政機関も協力的である。