草の根パートナー型

平成18年度第1回 採択内定案件

I. 提案事業の概要
1.国名インド
2.事業名地域住民主導による小規模流域管理(マイクロウォーターシェッド・マネージメント)と森林再生を通した共有資源管理とコミュニティ開発
3.事業の背景と必要性急激な人口増とそのための食糧増産によって、森林などの環境破壊、水資源の過剰な利用のための水の枯渇が近年問題となっている。その解決策として、地域的な小規模流域(マイクロ・ウォーターシェッド)の住民による管理が注目を集めている。しかし小規模流域管理は、自然資源、文化、歴史、人々、生産、経済などを包括した統括的なアプローチが必要とされ、まだ有効な方法論が構築されたとは言えない状態である。ソムニードが1993年の設立以来、活動を続けるアーンドラ・プラデッシュ州スリカクラム県最北部は、東ガーツ山脈の一部であると同時に山岳少数民族の人口が最も集中している山岳地帯で、多くの典型的なマイクロ・ウォーターシェッドの地形を有している。他のコミュニティに比べ、共同体間の紛争が最小限で、比較的、均質の社会を持つ山岳少数民族の間で、住民主導の小規模流域管理の方法論を確立するに最も適した地域の一つと言える。同事業は、地域住民(山岳少数民族)参加による小規模流域(マイクロ・ウォーターシェッド)管理と森林再生を中心にした共有資源管理を目指す。
4.事業の目的自然資源の持続的利用を通じた農山村のコミュニティ開発
5.対象地域アーンドラ・プラデッシュ州スリカクラム県
6.受益者層山岳少数民族(マレ・サワラ族、ジャタプ族、カプ・サワラ族)667世帯(直接の受益者:3,107人)
7.活動及び期待される成果【活動】
  1. 研修:住民組織構築、村落開発、森と水、土地利用、SHG(Self Help Group)に関する研修の実施
  2. 住民組織作り
  3. 住民主導の調査
  4. 住民主導の中・長期村落開発計画の策定と実施(植林、森林再生、砂防ダムなどの構造物建設含む)
  5. トレーニングセンター兼フィールドオフィス建設
【期待される成果】
  • 森林再生を含む小規模流域の自然資源管理技術が山岳少数民族の人々に移転され、持続的な自然資源管理が可能になる。
  • 自然資源の保全と活用を担う山岳少数民族の人々による住民組織の設立と彼ら自身による組織運営が可能になる。
8.実施期間2007年8月〜2010年7月(3年)
9.事業費概算額50,000千円(予定)
10.事業の実施体制日本人スタッフ:プロジェクト・マネージャー、アシスタント(1〜2名)、流域(森林含む)資源管理および土地測量専門家(2〜3名)
現地スタッフ:林業土木等専門家、現地業務補助員(事務局含む)約10名
II. 応募団体の概要
1.団体名特定非営利活動法人ソムニード
2.活動内容
  • インド、ネパールでのコミュニティ開発(自然資源の持続的利用、都市スラムおよび農・山・漁村での人材育成、住民組織化支援)
  • 日本国内での地域づくり・NPO支援、国際理解教育