草の根パートナー型

2015年度第2回 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.対象国名 キルギス共和国
2.事業名 キルギス共和国における有機農業の普及拡大と有機農産物の高付加価値化プロジェクト
3.事業の背景と必要性 旧ソ連崩壊後、化学肥料が入手できない状況から土壌肥沃度が低下し、農産物の収量が低下している。政府買上げ制度の廃止などと相まって、人口の64%を占める農家の生活は困窮している。土壌肥沃度の改善のためには化学肥料の代替の投入が急務である。キルギス共和国では牛を中心に家畜が飼養されており、ふん尿を原料とする堆肥などの有機肥料が代替する肥料となる可能性がある。提案団体が実施したJICA草の根パートナー事業「キルギス共和国における有機農業普及プロジェクト」(2013年〜2016年)では、パイロット農家に対し有機肥料の生産を指導し、農産物収量の増加に貢献した。これらの知見を活用し、有機農業の一層の普及拡大を図ることは、基幹産業でありながら貧困層となっている農家の生活の向上に不可欠である。
4.プロジェクト
目標
有機農業を実施する地域が拡大し、収入向上に貢献すること
5.対象地域 チュイ州、ナリン州、イシククリ州、タラス州
6.受益者層(ターゲットグループ) キルギス国立農業大学、第43職業訓練校、対象地域の農家
7.生み出すべきアウトプット及び活動

<アウトプット>
1.農家が有機農業を理解すること。
2.農家が有機農業を実施し、収量が増加すること。
3.販路開拓により農家の卸単価が増加すること。

<活動>
1-1.ジャニジェル村において研修会を開催し、有機農業を普及拡大させ、200戸が有機農業を理解すること。
1-2.第43職業訓練校以外の職業訓練校において研修会を開催し、計300戸の農家が参加すること。
1-3.現地団体と連携し、研修会を開催すること。
1-4.研修会の内容は現地の政策を考慮して決定すること。
2-1.対象地域から有機農業に関心の高い100戸の農家を選定し、ジャニジェル村の視察を行うこと。
2-2.各職業訓練校において、定期的に研修会を開催すること。
3-1.参加農家へヒアリング調査を行い、フードチェーンの現状と課題を明確にすること。
3-2.農産物の市場調査を行うこと。
3-3.有機農産物に関するニーズ調査を行い、需要を明確にすること。
3-4.ニーズと農家生産物のマッチングを行い、販売可能性を検討すること。

8.実施期間 (西暦)2016年7月〜2020年1月(3年6ヵ月)
9.事業費概算額 62,058千円
10.事業の実施体制 現地カウンターパートであるキルギス国立農業大学と第43職業訓練校を核とし、各州の職業訓練校や農業省、経産省、現地団体などと連携し、事業を実施する。
II.応募団体の概要
1.団体名 バイオマスリサーチ株式会社 (旧)北海道バイオマスリサーチ株式会社
2.活動内容 家畜ふん尿や木質などのバイオマスを活用するためのプラットホームとして、地域振興を目指すコンサルタント会社。