草の根パートナー型

平成20年度第1回 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.国名マラウイ
2.事業名耕畜連携システムによる食料の生産性向上と安定的確保
3.事業の背景と必要性マラウイ南部チョロ県ブンブエ地域では、農民の殆どが主食のメイズを生産しているが、土壌の疲弊が激しく生産能力が低いため、大量の化学肥料に依存しなければならない。しかし、貧困状況が深刻な当該地域で、農業投入財を確保することは困難を極め、低迷する食料生産性と成長しない経済の悪循環が続いている。このため、農民が負担する化学肥料の購入を可能な限り抑制し、家畜糞尿などの既存の資源を肥料として有効活用する「低投入型農業」の実践が求められている。
4.事業の目的ブンブエ地方において「耕畜連携システム」による農法が普及する基盤が構築される
5.対象地域マラウイ南部チョロ県ブンブエ地域
6.受益者層ブンブエ地域の農家グループ、農業食料保障省普及員、研究員
7.活動及び期待される成果
1. 家畜糞尿の活用により、土壌改良技術が向上する
1-1.土壌改良技術指導の実施
1-2.家畜管理技術指導の実施
1-3.デモンストレーション農場の確保・維持
2. 生産した食料を通年確保するための貯蔵技術および加工技術が向上する
2-1.メイズ貯蔵技術の指導
2-2.野菜等生鮮農産物の貯蔵・加工技術の指導
3. 農業基盤技術、生活改善、衛生・栄養状態が改善される
3-1.農業基盤技術の提供
3-2.女性の能力開発
8.実施期間2009年6月〜2012年5月(3年)
9.事業費49,976千円(予定)
10.事業の実施体制帯広畜産大学の各分野の専門性を持つ教員および現地プロジェクト調整員を中心に、一村一品運動に参加している野菜生産グループ、牛乳生産グループの農民及び農民組織をターゲットとし、農業食料保障省ブランタイヤ地域担当農業改良普及所および農業試験場と協力して実施している。また、事業のモニタリング・評価についても両機関と協力して実施している。各活動の進捗状況については、事業開始時に行う現状調査(ベースライン調査)を基に、年度毎にマラウイ側協力機関関係者と成果発現についての協議を行うことによりモニタリングを行う。
II.実施団体の概要
1.団体名国立大学法人 帯広畜産大学
2.活動内容「食を支え、くらしを守る」人材の育成を通じて、地域および国際社会へ貢献することを目的として、教育研究活動を実施。国際協力については、獣医・農畜産分野の国際協力人材の育成、開発途上国への専門家派遣、JICA研修コースの実施等を推進。