草の根パートナー型

平成24年度第1回 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.対象国名 マラウイ
2.事業名 子どもにやさしい地域保健プロジェクト
3.事業の背景と必要性 ISAPH(International Support and Partnership for Health)は現在、小規模ながらマラウイ北部のムジンバ県、Mjingeziba村において村人の健康増進を支援する活動を行っているが、この地域では子供達の様々なタイプの栄養障害が問題である。一般に栄養障害の背景には食料不足が存在する事が多いが、この地の市場には多種類の食物が豊富に流通している。したがって食習慣の様子から食物摂取量の不足や栄養バランス不良がこの問題を引き起こしていると考えられた。適切な離乳食に対する考えが無く、子供の食事栄養のバランスといった栄養についての母親の認識がなかった。また、寄生虫感染や下痢症なども栄養障害の助長因子と考えられた。そこで今回、幼児の栄養摂取の向上、栄養摂取の障害となる疾病の予防、その疾病に対するプライマリメディカルケア(初期的治療)の3つを主軸とし、IMCI(Itegrated Management of Childhood Ilnesses)の強化を通じた、住民への健康教育と保健要員のキャパシティビルディングによる乳幼児の栄養状態改善を目的としたプロジェクトを提案した。
4.プロジェクト目標 ムジンバ県の対象地域における5歳未満児の栄養状態がIMCIの強化を通じて改善される
5.対象地域 ムジンバ県南部保健局管轄のEdingeni Health Center管轄地域26村
6.受益者層
(ターゲットグループ)
ムジンバ県の対象地域の住民約15,000名(特に乳幼児2,500名を主とする)
7.期待される成果及び活動 <アウトプット>
1.IMCIの実施体制が強化される
2.完全母乳栄養率が改善される
3.乳幼児が摂取している食事内容が改善される
4.衛生関連疾病(下痢等)の予防が強化される
5.寄生虫症の予防が強化される
<活動>
1.人口動態統計の実施状況を監督する
2.完全母乳栄養率改善の為の活動を行う
3.乳幼児が摂取している食事内容が改善する為の活動を行う
4.衛生関連の疾病(下痢等)の罹患率が減少する活動を行う
5.寄生虫症の罹患率が減少する活動を行う
8.実施期間 2013年5月から2016年4月(3年)
9.事業費概算額 49,822千円
10.事業の実施体制 事業の管理全般はISAPH事務局と聖マリア病院で行い、ISAPHマラウイ事務所が実施する。支援部隊としてISAPHと提携関係にある(財)福岡県すこやか健康事業団、東京女子医科大学国際環境・熱帯医学教室、学校法人聖マリア学院、学校法人ありあけ国際学園などがあり、また、個別の専門家からもそれぞれの立場から技術的な支援を受ける予定である。
II.応募団体の概要
1.団体名 ISAPH (International Support and Partnership for Health)、聖マリア病院
2.活動内容 ISAPHは現地の資源やニーズを尊重しパートナー(協調)と支援による保健医療の向上を目指して、アジア及びアフリカで活動している。具体的な活動は住民参加型の地域保健の向上支援、災害緊急医療支援、保健人材育成支援である。一方、聖マリア病院は運営方針の一つに「保健・医療を通じて国際社会に貢献する」を掲げ、コンサルタント業務、専門家の派遣、研修員の受け入れ等の幅広い展開を行っている。