草の根パートナー型

2014年度第1回 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.対象国名 モンゴル国
2.事業名 養蜂振興による所得向上プロジェクト
3.事業の背景と必要性 モンゴルでは近年、市場経済化や地下資源開発の進展に伴い、草原の劣化、都市と地方の格差拡大が深刻化しており、多くの人口が地方から首都へ流出している。現在、地方の所得を向上させ得る環境保全型産業の育成が喫緊の課題である。
養蜂は、その特性から、植物の保全と地方での所得改善に貢献できる。近年、国内での普及はめざましいが、飼育技術がないため生産性が低く、このままでは十分な産業に育つことはないと危惧される。そのため、技術的なてこ入れによる生産拡大とハチミツ品質の向上および指導者の育成を通じて、所得向上を目指す。
また、モンゴル政府は、「日・モ中期行動計画」で輸出振興とモンゴルブランドの育成を掲げている。モンゴル産ハチミツはブランド化の可能性もあり、地方での所得向上のモデルになり得る。政府が実施する養蜂振興政策によって、本モデルが全国に普及することで、草地を保全しつつ、地方住民の生活改善に資することができる。
4.プロジェクト目標 ハチミツの生産性と品質が向上し、地方住民の養蜂所得が増大する。
5.対象地域 セレンゲ県
6.受益者層
(ターゲットグループ)
シャーマル郡を中心とするセレンゲ県内養蜂組織および養蜂家
7.期待されるアウトプット及び活動

<アウトプット>
1.ターゲットグループが、蜜源植物を適切に利用できる。
2.ターゲットグループが、ミツバチの飼育技術を身につける。
3.ターゲットグループが、市場に対応したハチミツ生産管理手法を導入する。
4.養蜂技術指導者が育成される。
5.技術マニュアルが作成され、ターゲットグループによって適切に使われる。

<活動>
1.主な蜜源植物を特定し、養蜂カレンダーを作成する。
2.現地に適した飼育技術を特定し、技術指導を実施する。
3.市場情報を整理し、市場ニーズに対応した生産管理と組織的管理手法を指導する。
4.養蜂技術指導者を育成する。
5.必要な技術情報をとりまとめ、技術マニュアルを作成する。

8.実施期間 2015年4月10日〜2018年4月9日(3年)
9.事業費概算額 48,779千円
10.事業の実施体制 公益社団法人国際農林業協働協会
C/P:Mongolian State University of Agriculture
II.応募団体の概要
1.団体名 公益社団法人国際農林業協働協会
2.活動内容 食料・農業分野における、(1)諸外国との相互理解促進、(2)国際協力の円滑かつ効果的な推進、(3)国際協力に携わるパートナーとの協働を通じ、国際経済社会の発展を目指した活動を実施