草の根パートナー型

平成15年度第1回 採択内定案件

I. 提案事業の概要
1.国名ネパール
2.事業名オカルドゥンガ郡農村開発事業
3.事業の背景と必要性オカルドゥンガ郡は交通の便が悪く、農業用水の充分な確保もできないため、現金収入の機会も少なく人々の生活は厳しい。総世帯数の50%に相当する世帯は1年に必要とされる食糧の半分しか自給できないため、荷運び(ポーター)で補助的な現金収入を得て生計を維持している。しかし現在、平野部からオカルドゥンガ郡庁に向けた車道が建設されており、開通後はポーターたちが軒並み失業する事が予想されている。このため、現地ではポーターに代わる現金収入の手段を確保することが急務になっている。
4.事業の目的活動地域の貧困世帯住民の収入の機会が多様化し、収入が安定することを目指す。
5.対象地域オカルドゥンガ郡の5ヶ村
6.受益者層同5ヶ村における年間食糧自給率が9ヶ月に満たない1,650世帯
7.活動及び期待される成果
  • 村の抱える問題とその解決法についての住民の意識を育てる
  • 住民の自主的組織を作り、それを自己運営できる能力を育成する
  • 貯金の運用や野菜・果樹の栽培等を通じて収入を向上させる
  • 各世帯や地域の保健衛生状態を改善させる
  • 地域の共有林の持続的な利用計画を作り維持する
8.実施期間2004年1月〜2006年3月(2年3ヶ月)
9.事業費第一年次契約金額:5,143千円(精算金額:4,231千円)
第二年次契約金額:17,941千円(精算金額:15,581千円)
第三年次契約金額:15,448千円
10.事業の実施体制
  • シャプラニール(以下SN)カトマンズ事務所及びパートナー団体Center for Self-Help Development(CSD)本部との間で事業計画・予算策定、モニタリング、評価等の一連の作業を共同で実施する。
  • 年次計画、予算の最終承認はSN東京事務局にて行い、カトマンズへ通知する。
  • 毎年SN東京事務局からはネパールへ2回出張し、CSDも交えて事業の進捗に関する調整会議を開催する。
  • SNカトマンズ事務所及びCSDともにネパール政府の中でNGO事業を管轄しているSocial Welfare Council(SWC、女性及び児童社会福祉省下、社会福祉協議会)に登録しており、事業に関わる助言、提言を受ける他、SWCも交えて事業評価を実施する。
II. 実施団体の概要
1.団体名特定非営利活動法人 シャプラニール=市民による海外協力の会
2.活動内容ネパール及びバングラデシュにおける住民の組織作りを中心とした総合的農村開発及び都市貧困層の支援活動
3.対象国との関係、協力実績現地NGOをパートナーとして1996年から以下の事業に取り組む。
  • CSD(Centre for Self-help Development):サルヤン郡農村開発(1996〜98年)、オカルドゥンガ農村開発
  • SPACE(Society for Participatory Cultural Education):バルディヤ郡先住民タルー族の生活向上支援
  • SOUP(Society for Urban Poor):都市貧困層生活向上支援