草の根パートナー型

平成18年度第2回 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.国名ネパール
2.事業名実践的平和教育を通じた若者のエンパワーメント
3.事業の背景と必要性ネパールでは11年に亘る内戦の結果、暴力の文化が蔓延した。暴力の文化は、子どもや青年の生育環境にも起因しており、暴力が再生産されている。また、教育においては、創造的な問題解決能力を向上させる機会が少ない状況にある。
その中で若者は、開発のターゲットとして周縁化されており、その秘める潜在力を適切に発現させる機会がほとんどないままに、自他への暴力に引き込まれている。
紛争後のネパールにおいては、コミュニティレベルで足元から、持続可能でより深い平和の文化を創造していくことが必要とされており、内戦下の2005年にプリテスト的ユースキャンプを行ったところ、継続拡大の要請があった。
4.事業の目的実践的平和教育モデルが開発・活用され、若者の自助組織活動が効果的に行われる。
5.対象地域カスキー郡、パルバット郡、タナフン郡
6.受益者層15歳から30歳の若者(中心は18歳から25歳)約2000名
7.活動及び期待される成果【活動】
  1. 平和教育のためのツールを参加型で作る。
  2. 意識啓発のツールを開発し進める。
  3. トレーナーとマスター・トレーナーを養成することを通じて、ピース・プロモーター(PP)を養成する。
  4. 若者の間でコア・ピース・プロモーター(CPP)とピース・ファシリテーター(PP)を養成する。
  5. 若者の自助組織の活動を支援する。
【成果】
  1. 平和教育のトレーニングのツールが開発される。
  2. 平和教育の意識啓発のためのツールが開発され、活用される。
  3. トレーナーとマスター・トレーナーの能力が向上し、PPが若者の中で養成される。
  4. CPPとPPが若者の中に養成される。
  5. 若者の自助組織が育成され活発化する。
8.実施期間2008年5月〜2011年4月(3年間)
9.事業費総額28,349千円(予定)
10.事業の実施体制日本側:特定非営利活動法人 開発と未来工房
ネパール側:チルドレン・ネパール
II.実施団体の概要
1.団体名特定非営利活動法人 懐かしい未来
2.活動内容伝統智と衆智を活かした国際協力活動の展開。ネパールでは平和教育のほかに、チベット伝統医療における教育システムの制度化支援、モンゴルでは遊牧システムの再構築の支援を行っている。日本では「懐かしい未来」「ローカリゼーション」「エコビレッジ」「伝統智」をキーワードに、懐かしい未来ネットワークという学びのコミュニティを実践。持続可能なコミュニティづくりのための8カ月の学びのプログラム(2008年11月〜)、有機農業の農場における教育ファーム事業(埼玉県小川町)、映像や出版物の制作、自主上映会運動、ワークショップなどを行っている。