草の根パートナー型

2014年度第1回 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.対象国名 ネパール
2.事業名 カトマンズ盆地における呼吸器疾患患者の早期社会復帰支援に向けての取り組み—呼吸リハビリテーションの普及—
3.事業の背景と必要性 近年、人口の集中が著しいカトマンズ盆地では、呼吸器疾患で苦しむ患者、特に慢性閉塞性肺疾患(COPD)が大変深刻な問題となっている。原因は、喫煙、大気汚染(浮遊粉と盆地特有の空気の対流)、家屋内調理による煤煙吸入などが重なっている。COPDによる経済的、社会的負荷は大きく、しかも増大し続けている。この脅威に対する適切な対策と行動が急務である。
4.プロジェクト目標 バクタプール郡の病院及び診療所において呼吸リハビリテーションが実践され、COPDをはじめとする慢性呼吸器疾患患者の呼吸困難、運動能力及び生活の質が改善されるとともに、地域住民の予防意識が向上する。
5.対象地域 カトマンズ盆地 バクタプール郡
6.受益者層(ターゲットグループ) バクタプール郡の呼吸器疾患患者・家族、地域住民、医療・保健スタッフ
7.期待されるアウトプット及び活動 <アウトプット>
1.呼吸リハビリテーションの技術・知識を有する医療・保健人材(医師、看護師、理学療法士、医師補(パラメィディカル)、ヘルスワーカー)が育成される。
2.患者と家族による自己管理と在宅訓練が実施される。
3.地域への予防啓発が推進される。
4.事業継続実施のための体制が整備される。
<活動>
1.拠点病院及びヘルスセンター等の医療・保健スタッフに研修を行う。
2.患者教育(自己管理と在宅訓練)と家族教育(理解と支援)を行う。
3.地域住民を対象にした予防啓発セミナーを開催する。
4.地域住民・行政・NGO協働による継続的な実施体制を整備する。
8.実施期間 2015年4月〜2018年6月(3年2ヵ月)
9.事業費概算額 49,690千円
10.事業の実施体制 <日本側>
実施主体:公益財団法人 国際医療技術財団(JIMTEF)
協力:独立行政法人 国立病院機構 災害医療センター
<ネパール側>
カウンターパート:Society for Local Integrated Development Nepal(SOLID Nepal)
II.応募団体の概要
1.団体名 公益財団法人 国際医療技術財団
2.活動内容 1.海外からの研修員受け入れ(101カ国から1137名の受け入れ)
2.海外への専門家の派遣(技術指導、調査、フォローアップ等)
3.内外の医療関連団体との国際協力活動(国際セミナーの開催等)
4.内外医療技術の調査研究及び啓発事業
5.災害医療事業