草の根パートナー型

平成22年度第2回 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.対象国名 パラグアイ
2.事業名 東端畑作地域・酪農技術向上支援
3.事業の背景と必要性 対象地域の農家では、肥沃な土壌を有効活用して、伝統的に畑作農業を営んできたが、近年、多くの農家では安定的な生活維持を図るため、また、激化する天候・旱魃リスクに対応するため、畑作のみに依存する農業から脱却して、畑作と酪農の複合経営に取り組み始めている。しかし、農家は経験が浅いため酪農に関する基本的な技術レベルが低く、また、酪農家を指導する農協指導員は、現地の飼育環境に即した適切な指導ができていない状況である。
4.プロジェクト目標 モデルファームに指定した酪農家(指定酪農家)の経営が安定し、他の農家の酪農経営モデルとなる。
5.対象地域 アルトパラナ県南部及びイタプア県北部
6.受益者層
(ターゲットグループ)
対象地域の4農協(ピンド農協、コプロナール農協、ラウル・ペナ農協、ナランヒート農協)に加盟する小規模酪農家8戸が直接的な受益者である。
7.活動及び期待される成果 <成果>
1.指定酪農家が現地飼育環境に適した家畜飼養に関する基本技術を習得する。
2.指定酪農家が家畜の健康管理、衛生管理に関する基本技術を習得する。
3.酪農家を指導する農協職員とPROCOLE(プロコーレ)職員が、対象地域において蓄積された酪農基礎データに基づく適正な指導技術を習得する。
<活動>
1.酪農家8戸をモデルファームとして指定し、当該酪農家の酪農基礎データを蓄積・分析する。
2.日系セタパール財団内にデモンストレーション農場を設置し、現地の飼育環境に適した技術を実証する。
3.酪農家及び農協職員に対して、以下の技術指導を行う。
・放牧管理方法
・家畜の栄養・健康・繁殖管理
・飼育・搾乳環境の衛生管理
8.実施期間 2011年6月〜2016年6月(5年)
9.事業費概算額 101,145千円
10.事業の実施体制 「帯広畜産大学」と「日系セタパール財団」が共同で事業を実施する。協力機関は、日本側が「十勝農業協同組合連合会」、パラグアイ側が「パラグアイ生産者組合連盟(フェコプロ)」である。
II.応募団体の概要
1.団体名 国立大学法人 帯広畜産大学
2.活動内容 「食の安全確保に関わる人材育成を通じて、地域及び国際社会に貢献する」ことを目的として、教育研究活動を実施。国際協力については、農畜産分野の国際協力人材の育成、開発途上国への専門家派遣、研修員受入事業等を推進。