草の根パートナー型

平成15年度第2回 採択内定案件

I. 提案事業の概要
1.国名南アフリカ共和国
2.事業名環境保全型農業を通じた農村開発プロジェクト
3.事業の背景と必要性南アフリカでは、長年に及ぶアパルトヘイト政策の下、土地を奪われた黒人は白人農場や都市鉱山へ出稼ぎに行くという状況が生まれ、伝統的な黒人農村社会が崩壊した。現在でも黒人の6割が農村地域に住む南アフリカにおいて、農村地域を人々が主体的に生きることができる場にしていくことが重要である。在来資源を利用する環境保全型農業により、人々が少ない投入で安定した農作物生産を実現すると共に、農村地域の環境回復につなげる。
4.事業の目的カラ地区9村のプロジェクト対象者が環境保全型農業を実践し、食料の多くを自給できるようになる。
5.対象地域南アフリカ共和国東ケープ州カラ地区
6.受益者層カラ地区の9村の農民500世帯(裨益者約3000人)
7.活動及び期待される成果
  • カラ地区9村のプロジェクト対象者が環境保全型農業に関心を持ち、実践するようになる(環境保全型農業ワークショップの実施/住民参加型モニタリングの実施/ため池、コンポーストトイレ、フェンスの設置/果樹、防風林、ベティバ草の植林)。
  • カラ地区9村においてパイオニア農民が育成され、活動を広げることができるようになる(パイロット畑の推進とパイオニア農民のサポート/種子の保存と種子銀行の設置/スタディーツアーの開催)。
  • ワーキンググループが活動の計画、実施に責任を持ち、担っていけるようになる(ワーキンググループによるミーティング/ワーキンググループ、現地NGOスタッフへの研修)。
8.実施期間2004年6月〜2006年7月(2年1ヵ月間)
9.事業費第一年次契約金額:18,584千円(精算金額:18,295千円)
第二年次契約金額:23,041千円
10.事業の実施体制JVC南アフリカ事務所が実施主体となり、ワーキンググループ(農民、現地専門家、現地NGO、JVC)が中心となって事業を行う。また、JVC本部がサポートを行う。
II. 実施団体の概要
1.団体名特定非営利活動法人 日本国際ボランティアセンター
2.活動内容
  • アジア、アフリカ地域での開発協力活動(農村開発、環境保全、教育支援など)
  • 中東地域等での緊急救援・平和教育活動(医療支援、子どもの絵の交流など)
  • 日本政府・国際機関などへの調査提言活動(平和構築、ODA改革など)