草の根パートナー型

平成21年度第1回 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.国名ベトナム
2.事業名地方行政機関の能力向上を通した安全な水の供給と栄養改善プロジェクト(SWAN2)
3.事業の背景と必要性ベトナムの農村地域においては、依然として水処理施設の不備や衛生観念の欠如から安全な水が確保されておらず、また住民の栄養面に係る知識も欠如している。安全な水を含む食品安全の確保は下痢や栄養不良の予防に繋がり、住民が健康でいられることと密接に関連している。このような背景のもと、2005〜2008年、草の根技術協力(パートナー型)「ベトナム住民参加による安全な水の供給と栄養・保健衛生環境の改善事業(SWAN1)」が実施された。安全な水供給が遅れている農村地域において水管理組合を組織し、水・食品安全・栄養に係る住民への啓発活動及び水処理に関する技術活動を進め、対象地域における安全な水の確保及び子供の栄養不良・下痢発生率の減少といった大きな成果を得た。右成果を他地域に広く普及すべく、上記プロジェクトのフェーズ2として本プロジェクトを実施する。本プロジェクトでは、水供給、食品安全、栄養分野を所掌するベトナム中央政府の各機関からの協力を得つつ、水管理組合の活動を支援する地方行政機関の能力を開発し、最終的には安全な水の供給及び栄養改善に係るコミュニティーの活動を支援する仕組みが定着することを目指す。
4.事業の目的プロジェクト対象地域の地方行政機関の能力が開発されることにより、安全な水の供給及び栄養改善に関するコミュニティー支援の仕組みが定着している。
5.対象地域1.ハノイ、タンチ区: 6コミューン
2.ハノイ、トゥリエム区:5コミューン
3.ナンディン省、ブバン区:5コミューン
6.受益者層地方行政機関の専門家(省医療センター、区医療センター 、省地方給水センター、区人民委員会)、対象地域の水管理組合、住民
7.活動及び期待される成果

成果:
1)中央政府レベル(ワーキングチーム)の安全な水供給及び栄養改善に関する分野横断的な連携が強化される。 2)地方政府レベル(サポートチーム)が、コミュニティーにおいて、安全な水供給及び栄養改善活動を実施・維持するための知識及び実践能力が向上する。  3)コミュニティーレベル(コミューンの水管理組合)の安全な水供給及び栄養改善に関する活動の実践能力が向上し、同活動が維持される。 4)更なるプロジェクト普及のためのコミュニティー支援のモデルケース(仕組み)が確立される。

活動:
1)中央政府レベル(ワーキングチーム)の安全な水の供給及び栄養改善に関する分野横断的な連携を強化する。 2)地方政府レベル(サポートチーム)の、コミュニティーにおける安全な水供給及び栄養改善に関する活動を支援する知識・実践能力を向上させる。 3)ILSI及びサポートチームが水管理組合を結成し、安全な水供給及び栄養改善に関する活動の実践能力を向上させ、活動を維持できるよう仕組みを作る。
プロジェクト普及のためのコミュニティー支援のモデルケース(仕組み)を確立する。

8.実施期間2010年4月〜2013年3月(3年)
9.事業費50,000千円
10.事業の実施体制日本側:国際生命科学研究機構
ベトナム側:国立栄養研究所、保健省予防医学部、農業農村開発省地方給水センター(ワーキングチームとしてプロジェクト活動を実施する。)
II.実施団体の概要
1.団体名特定非営利活動法人 国際生命科学研究機構
2.活動内容科学的根拠に基づいた公衆衛生に係る現場での改善活動