草の根パートナー型

平成19年度第2回 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.国名ベトナム
2.事業名ハロン湾における住民参加型資源循環システム構築支援事業
3.事業の背景と必要性

クアンニン省ハロン湾は、1994年にユネスコから自然遺産として世界遺産の指定を受けた世界有数の景勝地であります。しかしながらハロン湾周辺地域では、石炭工業やセメント工業などが盛んであることに加え、下水道などの都市インフラの不足からハロン湾の環境が悪化しています。さらに、ハロン湾内に暮らす水上生活者や観光船から出る廃棄物や生活排水がハロン湾の環境悪化に拍車をかけています。

本事業は、これらハロン湾の住民からのニーズに基づき、住民自らが本事業に参加し、ごみの分別、有効利用(生ごみのコンポスト化)や生活排水対策などを実施することで、自らの生活環境とハロン湾の環境改善を図ろうとするものです。また、このような住民参加型資源循環システムを構築することと併せて、廃棄物処理や環境保全に関する参加型教育(環境モニタリング等)、研修会、セミナー、キャンペーン(マングローブ植林等)などを実施することで、現地に自主的な環境保全活動が根付くよう計画します。

4.プロジェクト目標ハロン湾内の対象とする地域住民(水上生活者)や観光船業者で自主的な環境保全活動が行われるようになり、住民参加型の資源循環システムが構築されること。
5.対象地域ベトナム国クアンニン省ハロン湾周辺地域
6.受益者層水上生活者、観光船業者(Youth Union, Woman’s Union)
7.期待される成果及び活動
  1. 住民参加型実態調査を行うことで、水上住戸等からの廃棄物発生源が明らかになる。
  2. 生ごみのコンポスト化を行い廃棄物の減量化を図る。
  3. 生活排水対策を実施することでハロン湾の環境浄化に寄与する。
  4. 環境活動リーダーを育成するための研修を日本国内で実施する。
  5. 各種住民参加型環境教育やキャンペーンを実施することで、自主的な環境保全活動が行われるようになる。
8.実施期間2009年10月〜2012年9月(3年)
9.事業費49,946千円
10.事業の実施体制実施団体である地球環境センターと大阪府立大学が、現地に設置したクアンニン省天然資源環境局を中心とした運営委員会の支援を得ながら、対象地域の住民カウンターパート(YouthUnion, Woman’s Unionなど)とともに支援活動を行う。
II.応募団体の概要
1.団体名財団法人 地球環境センター
2.活動内容UNEPの実施する途上国における都市の環境保全に資する活動に対する支援及び途上国における都市の環境保全を元とする地球環境の保全に資する支援。
1.団体名公立大学法人 大阪府立大学
2.活動内容7学部すべてに研究科を擁す全国有数の総合大学として、IT、ナノ、バイオ、環境などの先端研究の推進、及び幅広い視野と問題解決能力の高い人材育成への取組みを行っている。